サン・ジャン・ド・リュズのChez RENAULD/Michiko NAGASHIMA

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Bonjour! みなさん、こんにちわ。

今年のフランスバスクの夏は例年に比べ気温が上がらず雨も多く、夏らしくない夏でしたが、
9月の下旬に気温が上がり、晴れ間も増え夏らしい日を楽しめました。
インディアンサマー歓迎!

しかしそんな日も長くは続かないようで、日を追うごとに涼しくなっていきます。

夏があったのかどうか消化不良感もありますが、夏の終わりだけは感じます。

それは気候の話だけでなく、夏しかオープンしない場所が営業を終了することからも。

その代表のひとつがサン・ジャン・ド・リュズ(Saint Jean de Luz) にある
シェ・ルノー(Chez Renauld)」でしょう。

 

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8月の終わり、観光客とローカルが混じり合ってきた頃

 

この「シェ・ルノー」とは使われなくなったルノー(車のメーカー)のガレージ内を改装し、
バーを作り、地元の飲食店からスタンド出店を募った、いわゆる ”屋台村” のような場所。
営業は夏だけ(6月下旬〜9月)の期間限定。
このプロジェクトは今年で3回目となりました。

施設内の中央には長いバーカウンターがあり、ここドリンクを注文し好きな場所で飲みます

施設内の中央には長いバーカウンターがあり、ここドリンクを注文し好きな場所で飲みます

 

食べ物も売られています。出店者はローカルの方たち

食べ物も売られています。出店者はローカルの方たち

 

こちらはベーグル。様々な飲食スタンドがあるなか、一番人気はゲタリーから出店していたハンバーガー屋さんだった様子

こちらはベーグル。様々な飲食スタンドがあるなか、一番人気は
ゲタリーから出店していたハンバーガー屋さんだった様子

 

本日9月30日に無事営業を終えた「シェ・ルノー」。3回目はどんな夏だったのか、オーナーさんに話を聞いてみました。

ー今年の夏はいかがでした?

「とてもいいシーズンでした。お客さんたちはシェ・ルノーにいるのを常に楽しんでくれていました」

ーただお店を開けているだけでなく、営業期間中は様々な催しをされていますね。リピーターを飽きさせない仕掛けをしていると思います。そのアイデアはどこからくるのですか?

「2つか3つの違うプログラムを毎週用意しました。ライブ、DJ、ロデオ、催眠術ショー、バスクの力比べ…。お客さまみんなに楽しんでもらうため、様々なジャンルのプログラムを催すようにしました。そういったアイデアは私たちが興味を持ったものや、出会った人たちからきています」

ロデオのまわりにはファミリーが集結!

ロデオのまわりにはファミリーが集結! この時点で夜8時。ここでは子供も遅くまで
大人と一緒に夜を楽しんでいる

 

ー時期によって違うと思いますが客層はどんな人たちを想定していますか? また実際、どんな客層が一番多いですか?

「シェ・ルノーは家族が楽しめる場所であり、すべての人に向けても開かれています。実際は7、8月はバカンスで訪れた観光客の方が多く、9月に入ると地元の方々が増えてきました」

 

ダンスホールも併設。ここでは子供タイム、大人タイムが設けられたり、おじいちゃんおばあちゃんが踊る日も! 老若男女が楽しんでいる希有な場所

ダンスホールも併設。ここでは子供タイム、大人タイムが設け
られたり、おじいちゃんおばあちゃんが踊る日も! 老若男女
が楽しんでいる希有な場所

ー去年の春頃「サン・ジャン・ド・リュズ」の町自体スクラップ&ビルドが進み、面白くなっている、ビアリッツの人間から聞きました。ファミリー、年齢層の高い落ち着いた町のイメージから、活性化されているように思えます。そのきっかけの一つは「シェ・ルノー」ではないでしょうか? それについて自負はありますか?

「シェ・ルノーはサン・ジャン・ド・リュズの人たちも外に遊びに出かけて楽しみたい、というのを示しました。サン・ジャン・ド・リュズという町はただのんびりと体を休めて眠るだけの町ではありません」

シェ・ルノーに行けば必ず人がいた。少し閉ざされた空間ゆえ、その人の集まった様子は余計盛り上がりを感じさせる。サン・ジャン市内で一番の最高気温ポイントはいつもここ

シェ・ルノーに行けば必ず人がいた。少し閉ざされた空間ゆえ、その人の集まった
様子は余計盛り上がりを感じさせる。サン・ジャン市内で一番の最高気温観測地点は
はいつもここ

 

ー4年目もあるのでしょうか? そしてその構想は?

「役場が2018年の秋にこの施設を取り壊すことを決定しています。つまり4回目の夏、来年で最後となります」

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町並みや家の色遣いといった海バスクの文化が他に比べて濃いサン・ジャン・ド・リュズ。
バスクファンには知られた町でしたが、Guéthary (ゲタリー)から近いこともあり、
立ち寄るサーファーも増えた気がします。
ビーチはありますが、防波堤があり湾になっているので波がないと思われがちですが、
波が大きいときはその湾内でサーフィンできるときがあるのです。
ポイント名もあります。

 

来年バスクサーフトリップを考えられていらっしゃる方、
夏近辺でしたらぜひこのシェ・ルノーに立ち寄ってみてください。
一見の価値有りです!

それではみなさん、また。À bientot !

 

 

 

 

 

 

 

 

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