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アンティーク粉挽きで作られたガトー・バスク/Michiko NAGASHIMA

Posted, February 28.2018

Bonjour ! みなさん、こんにちわ。

今年のフランス・バスク地方は例年に比べ、冬の寒さが後ろにズレているようです。
ビアリッツでは2月28日の本日、未明から午前中にかけて雪が降りました。

聞くところによれば、積もったのは'85以来だとか?

海から蒸気が上がっています。わかりますか?

 

その一方で明日からは気温が一気に上昇し、最高気温が16℃くらいまでいくようです。

 

そんな気分屋の天候であるフランス・バスクから、今回はお菓子ネタをお届けします。

バスクの郷土菓子にガトー・バスク(gateaux basque)というものがあります。
それは、中にカスタードクリーム、もしくはサクランボジャムが入った素朴な焼き菓子のこと。

 

 

このエリアではどのお菓子屋さん、パン屋さんでも売られています。
いうなれば、店の数だけスタイルあり。

素朴でシンプルですが、どこか懐かしく、たまに食べたくなるケーキ。

お土産に持っていったりすることも多く、それぞれ好きな店があったりします。

その中でも評判のお店がこちら。

 

ムーラン・ドゥ・バシルー(Moulin de Bassilour)。

80年以上前からガトー・バスクを作り続けている老舗です。
ただ特徴はそれだけではありません。

1741年から稼働している、木製の古い粉挽き道具があるのです。

 

店内にその粉挽き道具はあります

このときはトウモロコシを挽いて粉にしていました

 

また、この粉挽き道具を動かしているのは水の力。

窓から。水面がすぐそば! 

 

建物の右下、アーチ状のところから水が出ています。機械が回っています

 

小さな川の途中を遮るように建物があり、川の水が上から下へ流れるときの動力を利用し、
粉挽き道具を回しています。エコですね。

海辺の店に比べ、値段もリーズナブル! 真冬の平日にも関わらず、お客さんがたくさんいました

 

そして肝心のガトー・バスクの味です。

カスタード・クリーム。美味しいガトー・バスクは中身と生地の間に空洞がないのがいいそうです。

 

ケーキの外側は歯ごたえのある食感。
中身のクリーム部分はまわりの生地とうまく混ざり合っていて、
少しとろけるような滑らかさ。

このとろけるような一体感は他ではあまり味わえないかも。

美味しいです。評判に違わず!

 

小さいサイズも売っています。小腹空いたよう、お試し用に

 

このムーラン・ドゥ・バシルーはビダー(Bidart)の山側にあります。
しかしビーチまでは車で10分ほど、ビアリッツの高速出口からも10分かかりません。

 

4月から10月までは道を挟んだ向かい側に野外レストランも登場。
ビアリッツ周辺でのサーフィンから気軽に寄れつつ、
牧歌的な景色も楽しめ、十分な気分転換になります。お得な場所!

 

●店名:Moulin de Bassilour
住:1129 rue Bassilour, 64210 Bidart
毎日営業!(お昼の休憩時間あり)

 

バスクアドレスの一つに是非。

 

 

それではみなさん、また。 À bientot !

 

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