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オーストラリアのビーチハウスを訪ねて/HONEY編集部

Posted, April 30.2020

モダンな生活の中のシンプル・ヴィンテージ(Courtney Adamoさん宅)

先日発売した『THE BEACH INTERIOR』は、海を感じるインテリアのヒントがもりだくさんの1冊。
 

カリフォルニアやハワイなど、その国らしさと、海のエッセンス、住む人々のスタイルが調和された、
憧れの海外のビーチハウスも多数掲載! その中から今回は、オーストラリアのお宅をご紹介。豊かな
自然を感じながら暮らす、愛にあふれるファミリーのストーリーを堪能して。
 


 

 

 

「いかにシンプルに気持ちよく生活できるか」がコンセプト

 

作家、ブロガー、インスタグラマー、イベントオーガナイザー、クリエイターと数多くの肩書きを持つ
コートニー・アダモ。コートニーと家族が初めてこの町にやってきたのは5年前のこと。18ヶ月に渡る
世界旅行を決行中にバイロンベイに立ち寄り、この町のバンガローに2ヶ月間滞在した。「12年間住んだ
ロンドンを後にし、新しい“ホーム”を探す旅へ出たの」。世界のどこかにもっと気持ちよく住める場所
があるはず! と思い立ったのが旅のきっかけだったと言う。フィーリングで住む町を選び、縁を大切に
この家を選んだ。
 

「この家に足を踏み入れた瞬間、ロンドンで住んでいた家を思い出したの。古いウッドのフロア、高い
天井、軋むドアや味のある窓など、すごく親近感が湧いて落ち着いたの」
クイーンズランダー・ハウスと呼ばれるオールドスクールな建築スタイル。高床式のデザインが施されて
いるため、亜熱帯特有の湿度の高い気候でもたくさんの風を取り入れ、快適に過ごすことができる。

 

 

 

リノベーションを繰り返し、愛情いっぱいに手入れされてきた家は築100年を数える。ドアや窓、天井
のデコレーションといった細部やオリジナルのパーツを修復し、ベースは変えずに大切に守られてきた。
細かく仕切られた壁によって遮光されてしまうことが多いクイーンズランダー建築には、薄暗い家が多
い。コートニーはその仕切りを取り払うことで光を取り入れ、心地よい風を通した。ひとつの大きな空
間に生まれ変わった室内にはエネルギーが満ち溢れ、家が呼吸しているかのように感じる。

 

 

 

「私のお気に入りはキッチン」と話すコートニー。彼女が長い時間を過ごす場所であり、家族を滋養す
るため日々試行錯誤する空間。中央に配置されたアイランドベンチに、家族みんなが自然と集まってく
る。摘み食いをしながら今日あった出来事などをシェアする、家の中心的存在だ。

 

家中どこを見ても隙がなくバッチリキマっているのに、程よく力は抜けている。「いかにシンプルに気
持ち良く生活できるかがコンセプトよ」。アダモ家は今日も、子供たちの笑い声に包まれている。

 

 

 

『THE BEACH INTERIOR』ではアダモ家の魅力をよりたくさんの写真と文章で紹介。ぜひチェックして。

 


photography : Atsushi Sugimoto text : Maki 3 little spirals
掲載:THE BEACH INTERIOR

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