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食器を長く使うアクション“金継ぎ”に注目。欠けた部分を美しいデザインに

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日本の文化で誇りに思う部分は“繕う”こと。モノには魂が宿ると考え、メンテナンスをしながら長持ちするように扱い、経年変化で古くなった部分は解体して修理したり、作った職人やモノに対してリスペクトをして愛用してきていた。

ですが、便利になった現代、欲しいものはすぐ手に入り、不自由ない暮らしに心地よさや馴れを感じている人が増えたのも事実。そこは私たちが試行錯誤し、生み出してきた技術もあるから、新しいものも大切にしつつ、昔の素晴らしい技術も使っていけたら、さらに素晴らしいライフスタイルが叶うはず。

今回注目していきたい伝統的技術は縄文時代から受け継がれた“金継ぎ”。これは、食器や茶器、花瓶などの割れや欠け、ヒビなどの破損部分を漆によって接着し、金や銀などの金属粉で装飾して仕上げ、新しく使えるようにする修復技法のこと。

どんなに大切に使っていても、落として割ってしまったり、経年による欠けが生まれてしまったりと、使うことが困難になってしまうこともある。そこで、取り入れていきたいのが金継ぎというわけ。

実際にホテルで使用する茶器にも直して長く使用するサステナブルなアクションをスタートさせているのが、グッド ネイチャー ホテル キョウト。

今までは、客室で使用している茶器に欠けや割れが生じた際には、新品と交換してきたが、エコな伝統技術である金継ぎを行うことで、長く大切に使い続けられるとともに、金継ぎならではの風合いを楽しむことを提供していくようになっている。

金継ぎを施すのは、職人の江藤雄造さん。父・江藤國雄に師事し、学生の時から仕事として各地の重要文化財などの修復に携わってきた彼。兵庫県「相楽園 船屋形」、岐阜県「南宮大社」、奈良県「長谷寺」「春日大社」、埼玉県「三峯神社」、京都府「南禅寺」などの修復経験など、修復のプロフェッショナルが手掛ける金継ぎはまさに芸術。

そうやって長く愛用していくからこそ客室の茶器は、京都の伝統工芸品のひとつ、清水焼を使用。廃棄物を減らすことはもちろん、“ものを大事にしてありがたみを知る”姿勢をホテルの指針の一つとし、サステナブルな取り組みを続けていることは、宿泊者にも知る機会や関心を持つ機会として大切なこと。

自分の食器やマグカップなどが割れてしまったら、ぜひ「金継ぎができないかな?」と考えてみて。お家キットの発売などもあるので、チャレンジしてみるのもエシカルなアクションの一つになるから。


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グッド ネイチャー ホテル キョウト 075-352-6730
京都府京都市下京区河原町通四条下ル2-318-6
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