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巨大台風が直撃したフィリピンのサーフアイランド「シアルガオ島」私たちにできることは?

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フィリピンのサーフアイランドとして有名なシアルガオ島に、12月16〜17日かけて超巨大台風、ライ(フィリピン名:オデット)が襲いかかった。台風は強い勢力を保ったまま、シアルガオ島、セブ島、ミンダナオ島、パラワン島、ボホール島など9つの島を横断。なかでもシアルガオ島は壊滅的被害に遭い、トレードマークのヤシの木はなぎ倒され、ほとんどの民家が破壊されてしまった。

シアルガオ島は2年前の2020年1月に訪れ、Vol.28で紹介した場所。ワールドクラスの極上波「クラウド9」が多くのサーファーを魅了してきたが、ここ最近はスタイリッシュなサーファーがぐっと増え、おしゃれなレストランやバー、リトリート施設などが立ち並ぶようになり、第2次ブームともいえるような活気を帯びはじめていた。特集では子供への教育を通して環境活動に取り組む女性や、オーガニックフードで島の人たちの胃袋を癒すカフェオーナー、ユニークなエコ活動を行う女性など、何人もの素敵な女性たちを紹介してきた。そのシアルガオが、今大変なことになっている。

当時、特集にも協力してくれたフォトグラファーのカミーユが、自らの写真とともにその状況を教えてくれた。
「台風が上陸したとき、ちょうど私もシアルガオ島にいました。最初はカテゴリー1程度の台風と予想されていたのですが、上陸した夜のうちに最大級の5まで急成長したんです。島の人たちは高潮を心配して恐れていました。でも幸いそれはなく、ただひたすらものすごい強風が襲ってきました。島を飲み込むほどに巨大な台風の目はまっすぐに島に向かってきて、一瞬ですべてを破壊したんです。95%の民家が壊されてしまいました」

島の電気は止まり、向こう3ヶ月は復旧が難しいと言われている。電気が通じていないと井戸からの水の組み上げもできず、浄水もできない。島民は屋根のないがれきの中で、食事や水はもちろん、基本的な生活をおくる上で必要な物資を必要としている。

遠い国でいま、私たちができることは彼らのことを心から想うこととドネーション。現地でサステイナブルプロジェクトを推進するNGO法人Lokal Labが信頼できるとカミーユがおすすめしててくれた。ホームページやインスタグラムは英語のみだが、シアルガオに手を差し伸べたいという方はチェックしてみてほしい。また他にもドネーション先はあるので、ぜひ自身でも調べてみてもらえたらと思う。シアルガオ島、そしてフィリピンの他の島々の一日も早い復興を祈っています。

photography:Camille Robiou du Pont text:Alice Kazama