
大地の恵みに感謝しながらいただく食事。口に入れたものが、心や身体を作り上げてくれるから、内側をヘルシーな状態に導けるように食生活を見直していこう。そして気負わず、自分の身体が欲しているものに耳を傾けてみることも大切。そうすれば、毎日の食事が日課ではなく、楽しみになる。さぁ、素敵なFOODの世界へ。
Do you know 食養生?
いつも身体をフレッシュな状態に保ちつつ、自然治癒力を高めてくれるのは、日々私たちが自らの選択で摂取している食事。その食事を「何でもいいや」と偏ったものばかりを食べるのではなく、自分の身体に合った心地のいいものを選んでいくことが“食養生”の基本。ここで簡単なルールと、心得を知っていこう。
心地のいいレシピ
先出した目的別の食材を“頑張り過ぎず”自然に取り入れ、シーンに合ったレシピをシンシア・ガーデンが伝授。身体の悩みに寄り添ったアイデアが詰まった料理の数々。あなたのお助けFOODとして、食卓へ並べてみて。
華やかおもてなしフード
彩り野菜のグリル
水分のある玉ねぎやトマト、かぼちゃなどのホクホクしたもの。色や食感にバリエーションを持たせ、野菜をグリル。見た目の華やかさも抜群だから、おもてなしのシーンにもぴったり。身体の目的に合った食材と組み合わせれば、よりエネルギーを頂けるはず。味付けに、丁寧に作ったソースをディップ。
材料(2人分)
お好みの野菜500gほど
ニンニク1個
塩小さじ1
オリーブオイル50cc
〈ピーナッツソース〉
無糖ピーナッツバター100g
メープルシュガー小さじ2
醤油小さじ1
作り方
1. お好みの野菜は大きめに、ニンニクは皮ごと横半分にカットし、塩、オリーブオイルを全体に絡める。
2. オーブンを200℃に予熱し、天板に野菜を並べて30分焼く。
3. ピーナッツソースの材料を混ぜ合わせ、焼き上がった野菜に添える。
寝る前OKごはん
豆腐ゆばあんかけごはん
「そろそろ寝る時間なのにお腹が空いた……」なんてとき、無理に我慢するより食べたほうが、ストレスの軽減になることもある。罪悪感を少しでも減らすために、身体にいい効果を感じられる食材選びを。たとえば、保湿効果のある湯葉。寝る前に身体の渇きを癒してあげよう。出汁を取る時間の短縮に、とろろ昆布を活用。
材料(2人分)
水200cc
とろろ昆布5g
塩小さじ1
醤油小さじ1
水溶き片栗粉適宜
絹ごし豆腐1/2丁
生湯葉1パック
作り方
1. 鍋に水ととろろ昆布を入れ煮立てる。
2. 1に塩、醤油を加え水溶き片栗粉でとろみをつける。
3. 豆腐を崩しながら加え、湯葉も加える。
4. 温かいご飯に3をかけ、飾りに彩り野菜や胡麻油、海苔、ワサビをお好みでトッピングする。
※作り方が動画と少し違いますが、2と3は作りやすい流れで行って下さい