花と旅 #05|花が秘めた魅力を最大限に魅せる“名古屋”のフラワーショップ

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週末のリラクゼーション旅、気分転換に少し足を伸ばすプチ旅、仕事をしながら旅をするワーケーション。さまざまな旅の形があるけれど、「暮らすように旅をしたい」というのも願いのひとつ。そんな“旅”をナチュラルに感じさせてくれるのが“花”の存在。たとえば、ホテルの窓際に一輪挿しを飾るだけで部屋の雰囲気が和らぐし、旅の空気感を持ち帰るような感覚でお土産として花を買うのもおすすめ。こんなパワーを秘めた花を求めて、近所だけではなく、旅先でも足を運びたくなるようなお店をご紹介。花屋さんを旅の目的にして、新鮮な体験を味わってみるのもいい。
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名古屋で訪れたいのは、洗練されたクリーンなセレクトショップのような、シンプルな佇まいのフラワーショップ。シックな黒を基調とした店内に、色鮮やかな花々が映える美しい空間。オーナーの八木さんがデザインする、モダンながらも遊び心のある色使いがポイントのアレンジが人気の理由だ。店内に飾る花瓶にもこだわり、オランダの伝統的なガラス工芸の技術を使った、吹きガラス“FIDRIO”をセレクト。表情の違う花器に生けられた花を見ることで、家での飾り方の参考にもなるというのも嬉しい。

また、フラワーショップとしてだけではなく、アーティフィシャルフラワー(高級造花)を使用した生花では表現できない新しいブーケブランド“紅べこ”や、一生に一度の想い出に最高の華を添えるウエディングブーケや会場装飾などのデザインも手がけるなど、様々なシーンで花へ触れる楽しみを提供してくれている。

そんな花への愛情が深い、八木さんがおすすめするのは“パフィオ”。「私自身、蘭が好きで、パフィオの他にも胡蝶蘭やバンダ、オンシジュームもおすすめなんです。蘭と一言で言ってしまうと、一般的には御祝などに贈られるものを思い浮かべる方が多いと思うのですが、最近ではたくさんの品種があり、見ている側を飽きさせないのも魅力のひとつだと思います。たまに、“顔みたいで怖い”と言われることもあるのですが、私はその風貌がなんだか愛おしく見えてしまうんですよ」と語る。そう教えてもらってから蘭に目を向けると、花びらの模様やグラデーションなどがより一層美しく映った。

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