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潮風と緑の手作りウッドハウスで、豊かな自然をゲストと共有 | World wide Beach House #02

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家こそ楽園。わたしたちが住まいに求めているのは、居心地がよくて、暮らす人のセンスが光る、そして自然を感じるインテリア。そんな理想の空間づくりのヒントになるような、世界の素敵なお宅を紹介する不定期連載。

第2回は、フランスの海のそばで自宅を大改造し、同時に自然豊かな環境を生かしたロッジも建設したココ・バーンをピックアップ。


敷地内の木を家作りに利用。自然と一緒に過ごしていく

オセゴーのビーチから車で10分ほど内陸へ走る。潮風がまだ届く場所に現れたのは深い緑に覆われた森。その森を構成する細く高い木々の中にある砂道を進むと、急に視界は開け小高い丘が登場する。そこには白壁に木枠という、地元のランド建築を擁した大きな家が建っていた。

コランティンとアントワーヌ夫婦が広大な土地付きの家を購入したのは今から2年前。敷地の広さは6ヘクタールにも及び、小川まで流れている。そこで夫婦は友人のアドバイスを受け、環境を利用したゲストルームを建てることを決意。自分たちで木を切り倒し一部を更地にすると、その倒した木で小さなロッジを作った。それも半年の間に3棟も。さらには人が集まれるスペースと、自宅のリノベーションも同時進行。

もちろん友人たちの手を借りての作業だったが、基本はコランティンとアントワーヌの2人。もともとアントワーヌは家具デザイナーのキャリアを持つうえ、7年前から木を使ったサーフボードのシェイプやバイクのカスタムも行っている。デザインも手作業も1人でまかなえるキャパシティが大いに発揮された。それに資材調達も敷地内でまかなえる。

「もともとの素材を生かした色が好き。ナチュラルの中にある自然の色のバリエーションを楽しんでほしいし、楽しみたい。それはロッジも自宅のデザインにも共通していること」

自宅部分はもともと書庫だった場所にキッチンを移し、1階はすべての壁を取り払い、一間続きのリビングに大改造した。「大のウッド好き。リビングの床もそうしたかったけれど、天井とのバランスを考えてコンクリートにした。でもやっぱりウッドが欲しくて。ラグのようにはめ込む形に落とし込んだの」

デザインのインスピレーションは2人が旅してきた経験が源。海の近くに住んでしばらく経つが、2人はパリ、リールと都市出身者。それからサーフィンに出会い、様々な国、場所を旅して物や人に出会ってきた。そのアウトプットが自宅と、宿泊&イベント施設の「Coco Barn」に体現されている。

「次は小川を利用して森林浴プールを作りたい。来年の夏までが目標だけど、その前に子供が産まれるの。どう影響してくるのかわからないけれど、すごく待ち望んでいたこと。家族形態や自分たち自身の変化を楽しみながら、この土地でどんどん遊んでいく」


Coco Barn
ココ・バーン

イベントオーガナイザー&ゲストハウス運営者だったコランティンと、パートナーのアントワーヌはサーフボード『Dust Barn』シェイパー。2人ともサーファーで乗馬が趣味。


掲載: HONEY Vol.23
※内容は掲載当時のものです。