1. HOME
  2. LIFESTYLE
  3. まるで映画のセットのような大絶景オープンテラス!|ビーチテイストな家で優雅なボヘミアンライフスタイルを
LIFESTYLE

まるで映画のセットのような大絶景オープンテラス!|ビーチテイストな家で優雅なボヘミアンライフスタイルを

LIFESTYLE

外出が制限されるという何とも不可思議な時代。外がダメなら中と、自宅への注目が高まっている。HONEYがオススメするのは、潮の香りがするビーチテイストな家。カリフォルニア、フランス、日本と風土も文化も異なるが、部屋を包み込む潮の香りだけは同じだった。

from SANTA BARBARA
Taiana Giefer
< artist >


大自然の中のミュージアムハウス
サンタバーバラのキャニオンにひっそりと佇むギーファー邸。ここで育った彼女は現在、母屋から少し離れた敷地内のスタジオでフィアンセと共に暮らしている。大自然と隣り合わせの優雅なボヘミアンスタイルをご紹介。


コレクションのアートピースが空間に溶け込んでいる両親の家のエントランス。目の前のファイヤーピット、その奥にはプールへとアクセスできる。ここから眺めるサンタバーバラの夕日は感動溢れるほどの絶景


階段を下るとオープンテラスがあり、10人がけのダイニングテーブルが置かれている様はまるで五つ星レストラン。天気のいい日はここで食事をとったり、ゲストとともに贅沢なひと時を過ごす。「私が10歳の頃に両親が旅で訪れたこの土地に惚れ、たまたま売却中だったこの家を購入して一家でLAから移住してきたの」とタイアナ

–{ミッドセンチュリーの有名建築デザイナーにより手掛けられた邸宅}–

サンタバーバラの南に位置するトロキャニオン。海沿いを走るハイウェイ101から10分ほど山道を上った中腹で大自然とともに暮らす、アーティストのタイアナ。ここは彼女が育った両親が住む母家を中心に、広大な敷地が広がっている。敷地の外れの斜面からは、サンタバーバラの美しい海が見下ろせるオーシャンビューがパノラマで楽しめる。その一角にタイアナが暮らすアトリエがある。日常の大半は基本的にアトリエで過ごすが、気分転換に両親の家に立ち寄ることもしばしば。その母屋というのが写真上の斬新な邸宅だ。大きな窓と波打つようなルーフが印象的なミュージアムのような建物には、ギャラリー級の彫刻や絵画の数々が空間に溶け込んでいる。というのもこの家はもともと、’60年代にポール・タトルというミッドセンチュリーの有名建築デザイナーにより手掛けられたもの。そのフレームを活かして、約20年前にローカルのサステイナブルな建築家とともにリ・モデリングしたそう。タイアナとフィアンセがくつろぐリビングの奥は、坪庭のようなアトリウムがあり、ここを中心に各部屋がデザインされている。

「アトリウムの反対側は大きな窓ガラスから見えるオーシャンビューが満喫できるの。クリフの向こうに広がる美しい海景色はいつ眺めても感動するわ。ここから波チェックもするの」

パームツリーやブーゲンビリアなど手入れの行き届いたトロピカル系の植物と、ホテルのエントランスのようなタイル張りの美しい小道を抜け斜面を少し下ると、タイアナのアトリエがある。ラベンダーに塗られた外壁には麦わら帽子がディスプレイされたノスタルジックな雰囲気満載のアトリエ。そのウッドのバルコニーからもキャニオンと海景色が楽しめる。メリノウールを紡いだハンドメイドのフェルトからショールやスカーフ、舞台衣装、タペストリーなどを制作する彼女は、ここをアトリエ兼住宅スペースとして活用している。入口のガラスのスライディングドアを開けると、ワークデスクを中心にすっきりとオーガナイズされたアーティストならではのサステイナブル・ライフが出現する。

「数年前の山火事をきっかけにフィアンセと一緒に移ってきたの。自然に囲まれた暮らしはとっても気に入っているわ。シンプルで自分のアートにも専念できるの」

アトリエの向かいにあるエアストリームは、彼女のフィアンセでありグラフィックデザイナーのレオのアトリエ。彼自身のDIYにより、快適な空間を実現させた。片隅に置かれたテーブルとベンチでは、食事やティータイムを楽しむそう。そんな彼らはこの場所に、自分たちだけの手で、新たな家を建てようとプロジェクトを開始。きっとふたりのセンスが詰まった、サステイナブルなアーティストハウスに違いない!完成が待ち遠しい。


サンセットのオレンジ色の光が優しいタイアナのアトリエ。スライディングドアの向こうにあるバルコニーから眺める海景色も圧巻。フィアンセのレオがブレイクタイムに立ち寄ることもある

–{ファーストネイションの刺繍が入ったヴィンテージのファブリック}–

シェルフは白で統一することで様々なアートやアイテムをディスプレイしながら収納。思い出の写真や友人のアートピースも大切な宝物。隣にはフォトジェニックなサーファーの家が紹介された人気の写真集「Surf Shacks」もさりげなく飾られている


タイアナのワークデスクの全景。大きな窓を2つのシェルフとファブリックでカバー。ファーストネイションの刺繍が入ったヴィンテージのファブリックをセンターに配置


シリアルの横にある素敵な作品は、友人のセラミックアーティストBestow Pottery(右)のジャーとCoco Chispa(左)のマグカップ


アトリエの外壁は薄いラベンダーにペイント。麦わら帽子を飾ることでサイステイナブル度もアップ。ちょっとしたアイデアと工夫で、壁までもアートへと昇華


巨大なオブジェがお出迎えする、両親の家のエントランス。天井までガラス張りの開放的な空間

–{アトリエの向かいにあるエアストリーム}–

両親の家の中央にあるアトリウム。改装前はここを通らないと違う部屋に行けない造りになっていたが、不便なので囲うように廊下を設置


夕陽が射し込むタイアナのアトリエ。真ん中のドアを挟んで右が室内。左側がバルコニー。ソファーには外壁と同じラベンダー色のカバーをチョイス


タイアナのアトリエの向かいにあるエアストリームが、レオのアトリエ。ここへ引っ越す前に住んでいた家で、DIYでオフィスやシェルフ、キャビネットなどをインストールした。ふたりが座っている写真の反対側が彼のオフィス。アップルのデスクトップとノートパソコンを中心にデザイン書やアート本が並ぶ。キャビネットには自家製シンクがあり、コーヒー&お茶を淹れるカウンター風になっている。レオは1日の大半をここで快適に過ごす。「たまにアトリエのそばに野生の熊が現れるから、彼らのために水を用意してあるんだ」と、慣れた手つきで水の入ったバケツを置くレオ。彼の野性感あふれるライフスタイルに、大自然を感じる


映画のセットのような、大絶景のオープンテラス。金鯱サボテン、柱サボテンなどが生育するカリフォルニアらしいランドスケープ