1. HOME
  2. SUSTAINABLE
  3. 【連載】地球の今、海の今を知る|Vol.29 You are enough……地球とわたしにやさしいマインドセット
SUSTAINABLE

【連載】地球の今、海の今を知る|Vol.29 You are enough……地球とわたしにやさしいマインドセット

SUSTAINABLE, 未分類

 モノに惑わされない暮らし、真の豊かさとは何かを問いかける『ミニマリズム 本当に大切なもの』というドキュメンタリー映画に、こんな1シーンがありました。

「大気中の二酸化炭素は、350ppmが人間の許容濃度。それが現在400ppmに近づきつつあり、消費の経済促進のために、石油や石炭、天然ガスなどの燃料を燃やしているのが大きな原因です。これが現実で、私たちは本気でどうにかしないといけない。そのために私たちは多くを手放す必要がある、そして実際は多くのモノがなくても、私たちは平気なのです」

本作が公開された2016年当時は400ppm近かった大気中の二酸化炭素濃度も、すでに420ppmに近づく勢いで上昇を続けています。そんな今、私たちは物質的に「足るを知る」ことでモノを減らしていきながら、心の「足るを知る」にも意識を向けるときなのかもしれません。本当はどんな自分も「そのままでいい」、たとえネガティブと感じることがあっても、「そういう自分でもいいんだよ」と言ってあげればいい。他の誰かになる必要もないし、特別である必要もない、綺麗にカッコ良く見せるための自分でもなく、唯一無二の等身大な自分を何より大切に、ただ自分が一番ホッとする自分で在ればいい。あとは、毎日を支えてくれる生き物たちの尊さにも感謝して、自然の神々しさに感動して、大好きなビーチに行って好きなことを思いっきり楽しんで、たとえ行けないときでも、ただ海にいるだけで「なんにもいらない」と感じるあの至福を、心のどこかに感じられるだけでもほっこりできる。日常の中でも何かを競い合う空気感からは離れて、自分にも周りの人にも「今そのまんまで最高じゃん!」と言ってあげる……そんな心の潤いを大切に過ごすことが、自分のためにも地球のためにも、実は一番なのかもしれません。