
HONEYから大人のための夏の宿題。自分自身に向き合い、心の「もやもや」を解消しましょう! 悩みは十人十色だけど、まずは自分自身を知ることがもやもや解消の第一歩。自由研究ならぬ、自分研究のスタートです!
意外と知らない自分の身体と心のリズムを知ろう!
日々の暮らしていく中で心がもやっとする原因は様々だけど、その悩みに柔軟に対応していくためのコツがある!
お悩み解消のためのヒントを教えてくれたのは、身体と心のセルフケアを発信しているダイエット美容家・本島彩帆里さん。万年身体も心もダイエッターだったという本島さんは、産後20キロのダイエットに成功した際に、身体はもちろんのこと心のケアの大切さを学んだという。vol1の今回は、本島さんが自分の悩みにどう対処してきたかの体験談と、自分の身体と心のリズムを知る大切さを教えてもらいました。
「生きていく中で、私たちはあらゆる選択をしています。朝起きてから寝るまで、1日に数万回もの選択をしているそう。その中でわたしは、「わたし軸」のある選択を心がけています。
例えば「〇〇さんが選んだから」「こっちを選ぶと〇〇が喜ぶから」と、自分が感じていることとは別の基準で選んでいることが増えると、もしかしたら相手や周りの価値観が軸になっているかもしれません。以前の私はまさに他人軸で選択することが多く、無意識に自分を抑え込んでいることがとても多かったんです。
いつも自分にどこかフィットしない選択を繰り返してはもやもやしたり、時にはうまくいかない理由も誰かのせいにして、同じ所でぐるぐる苦しんでいた気がします。わたし軸がある選択というのは、どんな選択も自分が「当事者としてそこにいる感覚」があることだと思います。
大事なのは、その感覚もある上で、自分や周りとの関わり方を調整していくこと。そして、わたし軸を育む際には、「自分自身を知ること」がとても役に立ちます。
環境の変化や天気、ホルモンの変化…日常であらゆることに影響を受けることは、とても自然なこと。もし、身体や心のリズムがつかめず振り回されているなぁと感じることがあれば、そんな時は、感じている「自分自身」をもしかしたら置いてけぼりにしているサインかも。
そんな自分に気づいた時、わたしは自分の体調や感情にどんなリズムや波があるかを観察することからはじめます。自分を観察していくと、環境や時期によって傾向があることにも気付くはず。わたしの場合、自分のしんどい時期の傾向がわかるようになってから、休む時間も予定に入れられるようになりました。
自分への理解度をあげてあげれば、自分を大切にする方法も見つかりやすくなると思います。ぜひ、波のように変化する自分がどう変化しているか観察する時間を作ってみてください」
自分自身を理解してあげることで、自分を尊重しながら調節できることが増えた。そう教えてくれた本島さんが実践している自己理解の方法やワークをご紹介!
My Calendar 私のお天気カレンダー
季節や気温、生理、仕事の状況によって、毎日体調・気分・モチベーションが変わることは自然なこと。
まずは「今日はどうだったか」ということを記録していこう。

忙しい日々を過ごしていると、自分のことが後回しになりがち。目の前のことをこなすことに精一杯で、気づかぬうちに疲れやストレスが蓄積し、ぐったりしてしまうことも。そんな時に役立つのが、自分自身の天気予報をつくること。その日ごとの自分の身体や心の状態を記録していくことで、環境や時期に合わせて波のように変化していく自分の傾向を知ることができる。「わたしの天気予報」が見えてきたら、雨が降る前に傘を準備するのと同じように、疲れが溜まりやすいタイミングの前に休むことを予定に入れたり、時間の使い方の工夫もしやすくなるはず。身体の変化と共に、不安になったり、落ち込むタイミングがあるのは自然なこと。その時期を予想できたら予定を調整したり、そういった期間としてより肩の力を抜いて自分と関われるようになるかも。
次の宿題は、「vol.2 他人と比べず、自分をみつめるコツを掴む」。
友人や同僚、SNSで見かけるあの子、ときには昔の自分自身と比べて生まれる嫉妬や自己嫌悪はすぐに感じなくなるものでもな……そんな風に感じている気持ちや感情は、一旦横に置いて、付き合い方の調整をしてみよう!
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