HONEY

2020.05.01

SUSTAINABLE

ゼロ・ウェイストな暮らしのヒント step 01

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step 01 ゴミを分析して日常を見直そう

地球とわたしに「もっといいこと」をしたい。そんな思いから今注目を集めているのが、大量に溢れる モノとゴミの悪循環を見直す「ゼロ・ウェイスト」。本当に愛すべきは何かを見極めながら、自然と共 存して生きる人間本来のあり方に、いまいちど立ち戻っていくために。ゼロ・ウェイストを実践するた めのヒントを、HONEY#28から3回に分けてお届け。

第1回目の今回は、自宅のゴミ箱に毎日どんなモノを捨てているかを考えてみてほしい。 今までそんなことには無関心だったかもしれないけれど、ゼロ・ウェイストを始めるにはまず、無意識に 捨てている“ゴミ”を一つひとつ把握するところからスタート。見直してみると、私たちがどれほど使い捨 てのモノを買い込んでは捨てているか、どれほど地球と自身の暮らしを不都合にしているか、に改めて気 づくはず。自分のゴミ事情を知って、そのゴミを出さない方法を考え、長持ちする有意義なモノを繰り返 し使うマインドへ。まずはそんなプロセスを楽しんでみて。



ゴミの内訳をリサーチ!
不潔感が漂うゴミ箱をひっくり返すのは勇気がいるけれど、いざリサーチ! 家庭ゴミの8割は「燃える ゴミ」として大量に焼却処分される日本。その多くは、食品や商品の包装パッケージ、ラップやアルミ ホイル、食材の生ゴミ、ティッシュペーパー、綿棒、書類、郵便物や広告チラシ、レシート、歯ブラシ など使い捨て用品......etc.。その他、自治体ごとに分別回収される段ボールやプラスチック容器 、空き 缶・瓶など。あなたのゴミは何が多い?

捨てるゴミに手を止める
これからはゴミを捨てるときもちょっと手を止めて、そのゴミについて、そのゴミを出さない方法につ いて考えを巡らせてみて。自分がお金を出して買ったモノが、どのタイミングで「ゴミ=不要品」とな って「汚い存在」に変わるのか......とくに、使い捨ての大量消費は一時的には便利でも、お金も資源も 無駄が多い上にすぐゴミ箱いっぱいに溢れてしまい、地球にとってみれば、便利の恩恵はゼロどころか マイナスな存在であることを忘れないで。

使い捨て習慣を手放そう
やみくもに使い捨てる習慣に気づいたら、一瞬の便利さに頼らず、これからはリユースできる&自然に 還せる代替え品を考えてみて。自然に還るラップや竹製の歯ブラシ、使い捨ての綿棒はやめて耳かきに、 包装や芯のないトイレットペーパーなど、包装なし、中身だけで買える量り売り、天然素材の日用品な ど、探せば魅力的な代用品や工夫はたくさんある。パンやヨーグルトなどは買わずに自分で手作りして みるのも素敵!

ペーパーレス化を考えよう
ペーパー類は古紙の再利用も進んでいるとはいえ、森林伐採を経て作られた貴重な資源。となると「ゴ ミに捨てる= 大切な資源を捨てる」ことにも。書類などの出力は必要最 低限&両面印刷にして枚数を 減らし、なるべくPC上などで保存・閲覧を。片面印刷なら裏紙をメモ代わりに、文書やカードなどを送 る場合も紙ではなくメールで。日に日に増えていくレシートも会計時に断ったり、最近はレシートの電 子化も広まっている。

生ゴミは自然の栄養分に
生ゴミは水分が多く、焼却処理には大量の燃料が必要に。けれどこれは「ゴミ」ではなく大地にとって はうれしい有機肥料になる。自然の営みに習ったコンポストを使えば、生ゴミを微生物などが分解し、 土壌を豊かにする肥やしに生まれ変わらせ、ゴミの量も大幅に減る。昔から生ゴミを 畑に埋める習慣も あるけれど、今は大都市NYにもみんなで使えるコンポスターが急増中! タイプもさまざま、ベランダで もできるのでぜひトライしてみて。

ゴミ箱を撤去してみる
使い捨てのモノに代用品を見つけ、ペーパー類も減らし、生ゴミをコンポストで堆肥化できれば、ゴミ の量はずいぶん減らせて、毎週大量のゴミ出しをする必要ナシ! 分別ゴミはさておき、燃えるゴミ用の ゴミ箱を撤去して、ゴミ入れには小さなガラス瓶を用意するのも一案。近年は街中でもゴミ箱を見る機 会が減ったけれど、ゴミ箱がないとゴミを出したくない、という思いも自然と湧いてくる。家に汚いゴ ミ箱がない心地よさもぜひ味わって!



掲載:HONEY(ハニー)Vol.28

illustration : Etsuko Taguchi composition : Ayako Minato

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