HONEY

2020.05.10

SUSTAINABLE

ゼロ・ウェイストな暮らしのヒント step 03

  • SHARE

step 03 新しいゴミを作らないためのヒント

地球とわたしに「もっといいこと」をしたい。そんな思いから、大量に溢れるモノとゴミの悪循環を 見直す「ゼロ・ウェイスト」を実践するためのヒントを、HONEY#28からお届けしている連載第3回。

せっかく減らしたゴミや持ち物、次は「なるべく新しいゴミを作り出さない」ためのひと工夫を。たと えば郵便物や宅急便のゴミを減らしたり、捨てることを前提にした買い物はしない」ことも大事なテー マ。使い捨ての消耗品を買っては捨てる、といった消費パターンの繰り返しは地球にたくさんの負担を かけ、ゴミに大金を浪費することになる。これからの買い物はそんな背景にも考えを巡らせて、「自分 のお金はもう、ゴミや環境破壊のためになんて使いたくない!」と心に決めるだけでも、立派なゼロ・ ウェイストのスタートになるはずだから。



過剰消費からフリーになろう
新しいモノを見つけて「かわいい、安い、欲しい!」と思ったとき、本質を深く考えず、欲のおもむく ままに買ったけれど、すぐに飽きて、すぐに壊れてゴミ箱行き......。そんな過剰消費は地球を壊して まで、生き物を苦しめてまで必要なこと? これからはレジに持って行く前にひと呼吸して、「これって 本当に必要?」「すでにあるモノで事足りない?」と問いかけてみて。量より質の高い買い物をするほう が、使うお金の価値も高まるはず。

裸売りや量り売りを増やす
マイバックでレジ袋は断れても、日本は製品の大半が容器包装入りという過剰包装大国。すべてを変え るのは難しくても、少しずつパッケージフリーな買い物を増やしてみて。八百屋や肉・魚屋、パン屋、 豆腐屋、朝市や農家直売所など、包装なしで買えるお店も身近にたくさん! 布袋やガラス容器 、お弁 当箱などを持参して入れてもらおう。お米やナッツといった食べ物はもちろん、シャンプーや洗剤など、 量り売りのほうが安く買える場合も多い。

サステイナブルな素材を選ぶ
使い捨て依存にサヨナラして、繰り返し使える/詰め替え可能/充電可能/壊れにくい/修理可能なモ ノ、金属やガラス、天然素材のモノを選ぶ習慣を。とくにプラスチックの包装容器は環境汚染だけでな く、中身に有害物質が浸み出す危険もあり、食材の保存はガラス瓶が◎。スポンジはヘチマたわしが大 活躍、お弁当には竹製の「曲げわっぱ」も人気上昇中で、古くなったら土にも還せる。日本ならではの 伝統品をプラスするとほっこり癒される日常に。

新品を買う前に中古をCheck
必要なモノ、欲しいモノがあるとき、新品に飛びつくのではなく、フリマやヴィンテージなど、まずは セカンドハンドで同じモノがないかをチェックしてみよう。インターネットサイトでも中古品の売買が 賑わう近年、お目当てのアイテムが新品同様で見つかることも多々。TVや雑誌 、WebやSNSなど、つね に時代の最先端や最新情報が溢れ返る今 、本当に見たいもの以外は閲覧を控えるだけでも過剰な刺激と 消費を抑えられるので、適度に付き合って。

郵便受けのゴミをSTOP
毎日大量に投函されるチラシやパンフレット、無料カタログや広告書類の山は、封を開けることもなく ゴミ箱行きかもしれない。それでも、受け取り続ける=ニーズがあるとして大量生産は続き、森林資源 やエネルギーの無駄使いに。いっそ発送元に停止を依頼したり、開封前なら余白に「受取拒否」と赤字 で書き、捺印してポストに入れれば返送も可能。郵便受けに「DM・チラシお断り」と表示するだけでも 無差別なポスティングは減らせる。

ネット通販ゴミもミニマムに
包装資材や輸送エネルギーのことを考えれば、ネット通販も程々がベターだけれど、近場で手に入らな い商品や無農薬野菜などを宅配購入する際もちょっとした配慮でゴミを最小限にできる。通常は破損を 防ぐ気泡緩衝材に過剰な包装、納品書も封筒に入ってくることが多いけれど、注文時に「簡易包装で/ 納品書も封筒なしでお願いします」と備考欄に書き添えるだけで、リサイクルしやすい古新聞などで簡 易包装してくれることも多いので試してみて。



掲載:HONEY(ハニー)Vol.28

illustration : Etsuko Taguchi composition : Ayako Minato

PICK UP

RANKING