HONEY

2020.10.08

LIFESTYLE

長谷川潤が「コロナ禍」で得た新たな気づきとは?「今のこの時間は停滞じゃない」

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今ここにある“静けさ”を感じて
突如現れ、世界を一変させた脅威のウィルス。それは例外なく本誌にも影響をもたらした。ただ、夏号は休刊となったものの悪いことばかりでもなく、色々な場面で新たな展開を迎えるチャンスともなった。今回のカバーストーリーは、モデルの長谷川潤が自らスタイリング、そして撮影&編集ディレクションまでを行ない、ハワイ島の神秘的なロケーションのなか、いろんな感情を纏いながらリアルな今を見せてくれた。凛と見据えた、その目線の先に映る景色とは? コロナ禍の流れから得た新たな気づきを語る。

















「コロナ禍にある今の時間は、それぞれに与えられた準備期間。
不安でいっぱいだった心を救ってくれたのは親友がくれた、あたたかくも明快な言葉だった。」


「ほんとに大変なことになっちゃったよね。チームとしていつも一緒に動いている日本のスタッフも今はハワイに来ることができないし、私が日本へ行くこともできない。そこで『どうしよう?』と考えて今号は……」

 世界中を脅かすウィルスの出現で国をまたぐ行動が制限されるなか、ハワイから編集部に届いたメールは、美しい大自然に囲まれ、いつも以上にヌーディな表情を見せる長谷川潤の写真だった。今回のカバーストーリーは長谷川潤自らがディレクションを行ない、友人でありハワイ島在住のフォトグラファーTaraによって撮影されたもの。そして、タイトルに選んだのは“Still”という言葉だった。

「Stillには英語でいくつかの使い方があって、たとえば『still I stand』なら『それでも立ち上がる』、『still I love』だったら『それでも愛する』みたいに、少し逆説的なニュアンスを含ませて“それでも”と使うの。そして他にもう1つ“静けさ”という意味も。ジタバタしないで、穏やかに、ジッとしている状態・状況を指す表現で、どちらの意味においてもこの“Still”という言葉が、まさに今のこの時期にピタっとしっくりきて。
 2月の終わりLAで行なわれたロケを最後に、ハワイへ戻ってきてからあれよあれよという間に街がロックダウン。2~3週間に1度飛行機に乗っていた生活が一変して、こんなにもstay at homeな毎日は、ほんとに初めての経験。今はレストランも開いてはいるけど、たまにテイクアウトするぐらいで、ほぼ行ってない。スーパーも2週間に1度行くぐらいかな」

photography : Tara Rock hair&make-up : Risa Hosino text : Yuri Sugiyama

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