HONEY

2020.10.08

LIFESTYLE

長谷川潤が「コロナ禍」で得た新たな気づきとは?「今のこの時間は停滞じゃない」

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 家にジッと居ることで、嫌でも自分の全てと向き合わざるを得なくなり、しばらく精神的アップダウンが続いたという。
「最初は『これどうなるの?』って心がザワついてサバイバルモードにスイッチが入り『闘わなきゃ、ストレスから守らなきゃ』と変なチカラが働いていたんだけど、次第に『あ、これ長引くな』と気づいてからは『仕事どうなっちゃうんだろう?』って、リアルな現実として不安や焦燥感が押し寄せてきた。でもその一方で、あの複雑なスケジュールから離れてホッとしている自分もいた。家を空けることが多くて育てられなかったハーブを植えてみたり、庭の植物を切って花瓶に生けてみたり、冷蔵庫の中も色々ストックしておけるようになったからレシピの幅も広がっていった。人生に大きな変化があった数年前、ゴハンが全く美味しく感じられず、キッチンに立つのもツラい、そんな時期もあっただけに、今、こんなにも楽しく料理をして、こんなにもゴハンを『美味し~い』って感動できる自分に感動してる(笑)。そして何より子供たちとの時間が圧倒的に増えた今、“のんびり子育て”もかけがえのない幸せ時間☆ ここ数ヶ月とにかく毎日を“丁寧に生きてる”そんなことを実感してる。

 今まで常に動いていて『何かをやらなきゃいけない。どこかに行かなきゃいけない』と、自分で自分を追い込むことがクセになっていた。そう、目標に向かって頑張る自分、何かを達成した自分……、とにかく“動いている自分”に大きく価値を置く傾向があって、止まることをポジティブに考えられないところがあった。でも今、私の中でその価値観が少しずつ変わってきている。時々ゆっくりしたり、力を抜くことも、動くことと同じように大切なんだって。休むことに後ろめたさを感じるのって、実はすごく危ないこと。脳も心も休ませないと、いいアイデアやクリエイションは生まれないし健康的なメンタルは育たない」

photography : Tara Rock hair&make-up : Risa Hosino text : Yuri Sugiyama

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