HONEY

2020.10.22

SUSTAINABLE

【連載】地球の今、海の今を知る |Vol.02 「もしもタイムリミットがあるとして」

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日本ではあまり報道されませんが、欧州などでは環境問題に関するニュースも頻繁に流れ、関心を寄せる人が多いといいます。それらは決して不安や恐怖を煽るものではなく、みんなで現実に向き合って、いま守りたい地球のために、日常でできることを増やしていく……そんな前向きな行動力に繋がっています。こうした環境先進国では一人一人が身近で貢献できる選択肢もたくさんあり、政府や企業もCO2の排出を大幅に削減、脱炭素社会へ向かう政策や事業、すでに再生可能エネルギー100%を達成した国で心豊かに暮らす人々など、私たちが目指したい未来は世界各地でどんどん実現されているのも事実です。 

気候時計は言ってみれば、ここからの7年間が未来の明暗を分ける転換期だと背中を押してくれるもの。そして、地球を救うことはわたし自身を、大切な人たちを救うことだと教えてくれるもの。もちろん7年かどうかは諸説あるけれど、正確な残り時間がどうか、その真偽はあまり重要ではない気がします。ただ純粋に、いま私たちの心の姿勢として、「もし仮に」くらいの気持ちでもいいから「たとえば地球にタイムリミットがあるとして……」と、そんな気持ちを心の片隅において過ごしてみると、日々の目線や過ごし方が少し変わってくるかもしれません。それは終末論のような不安や怖れに怯えるのではなくて、大切な誰かを守るときの愛と同じきもちで、地球への思いやりを一つ一つ行動に移していけたら。そのうちに気候時計なんて要らなくなる日が来ることを、そこにたどり着くための今を生きる、みんなの愛とパワーを、まっすぐに信じていきたいなと思います。

text:Ayako Minato

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