HONEY

2020.12.03

LIFESTYLE

レイをつむぎ、伝統をつなぐ | Local Creators #02

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レイづくりはアート。いつもクリエイティブに

メレアナが作るレイは、トラディショナルなものに比べるとやや現代的かつ冒険的。ファッション業界で働いていたバックグラウンドがあるため、様々なマテリアルを使って工夫をしたり、明るく華やかな色づかいに仕上げるのが得意だそう。「伝統的なレイメイキングは使う花や植物、作り方とか決まりごとが結構あるんだけど、私はカラーリングを重視しながらデザインを考えるのが自分のスタイルだと思ってる。伝統の花だけじゃなく、色とか形のキレイな花や植物であればなんでも取り入れるようにしているの。特に伝統的なレイメイキングでよく使われる『オヒア』という花は今、全滅の危機に瀕しているから、なるべく使わないようにしてるわ」



型にはまらずクリエイティブにレイを作る楽しさを教え、カルチャーをシェアすることをとても大切に思っているメレアナ。そのセンスの源が知りたくて、どんなことからインスピレーションを得るのかたずねてみた。「行く場所、出会う人、たまたま見かけたお花がインスパイアソース。例えばこの間ニューヨークに行った時、ファーマーズマーケットで、今までに見たことのないくらい大きな紫のカーネーションを見つけたの。『このお花でレイを作りたい!』って思ったらイメージがどんどん湧いてきた。最終的に、この紫のお花に出会わなかったら決して思いつかないような新しいデザインのレイを作ることができたのよ」

彼女にはファンが多くいるし、本人もレイメイキングを教えることが大好き。プライベートレッスンから、ときには100〜200人の大きなクラスを持つこともある。「レイメイキングを通してみんなが世界を違う目で見るきっかけを作れたら嬉しい。普段気にかけることのなかった、道端に咲いているお花の色や、スーパーで売っている植物に気を留めたり。自分の周りを見渡すようになったら、世界が変わっていくと思うの」



最後に、メレアナの考える”美しさ”について語ってくれた。「自分らしくいることに幸せを感じ、自信を持てている人。ハワイの女性はみんな自信に満ち溢れていてハッピーな人が多いと思う。レイメーカーとして言えば、レイは特別で美しい気持ちをもたらしてくれるもの。レイをつけた途端に顔つきが明るくなったり輝きを増す瞬間があるのは、自然の美しさを纏うことで、自分の美しさに自信を持たせる力があるからだと思う。レイには本当にスペシャルなパワーがあるのよ」



掲載:HONEY Vol.24
※内容は掲載当時のものです

photography & interview : Ke'alohi composition & text : Alice Kazama

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