HONEY

2020.12.26

SUSTAINABLE

いつも心にエシカルマインドを Vol.4|海の仲間たちと同じ地球を分かち合う

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いつも心にエシカルマインドを


海の仲間たちを見ても何を着飾ることもなく、そのまんまで憧れるほど無邪気で天真爛漫、ときに求愛ダンスを踊ったり歌を歌ったりしていつでもまっすぐ愛に生きている。私たちも海にいるとどこまでもナチュラルに、波を待ちながら海の揺らぎに委ねているだけでも、ビーチに寝転んで太陽のあったかさと見渡す限りの青空に囲まれるときでも、そこでは何ひとつ気取らずに無防備で、なんの比較もなんの心配もなく、ただただ芯から心地がよくて。そんなメロウでこの上ない至福に包まれたときの自分こそ、何も飾らないほんとうのわたし。そういうまっさらな心でいるほうが、自分に何が必要で何が大切かの輪郭も自然と感じられてくるような。エシカルなマインドも、そうして本当のわたしに還るところから始まるのかもしれない。

地球に優しい暮らしを楽しむなかでも、未来を思うと不安になったり、周りとの温度差に悩んだり、悔しさや無力感、完璧にできない罪悪感を感じたりもして、いろんな気持ちになる。でもそれは決してあなた一人だけじゃなく、先輩たちの時代からみんな同じように感じて分かち合ってきた思い。自然や動物に優しく在りたいだけなのに、家族や友達に「厳しすぎる」と批判されたり、意見が合わずに喧嘩をしたり、焦る気持ちから周囲の無関心さが気になったり。誰も不幸にしないために選んだ暮らしなのに、気がつけばいろんなストレスを感じることもあるかもしれないけれど、誰でも過去には何も知らずに何もせずに過ごした時代があるように、きっと人それぞれに気づきと変容のタイミングは違っていて、ペースもスタイルも十人十色。だから誰が正しくて誰が間違いか、エシカルライフを楽しむ人もそうでない人も、お互いに責め合って対立するよりも、ただ自分にとって何が心地よいか、どう在りたいか、心の「こうしたい」にいつも素直でいられたら。そこで地球に優しく在りたいと感じるなら、自分が見たい未来の姿に、まずは自分自身がなっていければいい。そんなあなたを必ず誰かが見ていてくれて、気の合う仲間たちといっしょに、望む未来をきっと作っていけるから。
私たち人間は、動植物にはない知恵や技術をたくさん持っていて、人間だからこそ雄大な自然に感動したり、他の生命たちに共感したり、環境が壊されているならそれをやめて蘇る姿を見守ったり、誰かが泣いていたら助けようとする心を持っている唯一の存在。エシカルなことに心惹かれたら、まずはそんな愛の源泉に還るように本来の自分に立ち返って、その透明なまなざしで選んだモノたちと、心地よい暮らしを楽しんでいってみよう。あとは大切なみんなとお腹をかかえて笑いあったり、むきだしの心で語りあったり、そっと寄りかかったり寄りかかられたり、ぎゅうぎゅうハグをしあったり、そこに海があればもう最高に幸せじゃない? これからも愛する人たちと思い出を刻む、美しく豊かな海とピースフルなビーチライフが、いつまでもずっと続いていきますように。

photography : Takaji Ochi composition : Ayako Minato

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