HONEY

2020.12.27

BEAUTY

自己肯定感、高めないとダメですか?|新・マインドフルネス

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新・マインドフルネス

2020年はどんな年でしたか。予期せぬ事態にぐらついた人もいるのでは。まもなくはじまる新しい時代に向けて、ここからは自分自身と向き合い、マインドをリセットする時間。無理やりポジティブにならなくてもいいし、作り笑顔をする必要もない。ただ、あなたがあなたらしく、前を向いて進めたらいい。


自己肯定感、高めないとダメですか?
Stop and think

今話題の「自己肯定感」という言葉。世間では“自分の存在そのものを認める感情”、そしてその感情は高いと良いものと認識されている。だけど、自分の受け入れがたい部分を無理やり認めようと辛い思いをしている人も多いのでは?それって本当に役に立つの? はっきりとした形がないからこそ、わかりづらい概念。では、プロの視点からアプローチし、シンプルな理解の下、自己肯定感を高められるとしたら?自身が体感したメンタルケアの大切さを発信しているダイエット美容家の本島彩帆里さんと、本島さんが10年以上お世話になっているという公認心理師でもあるプロカウンセラーの池内先生にお話しを伺った。



自己肯定感が低い、は=他人ファーストの思考?
HONEY:読者の方々に自己肯定感についてアンケートをとったところ、約85%もの人が「自己肯定感が低い」と感じていることがわかりました。かくいう私もそのひとりで、人と比べて落ち込むことも多いです。ただ、自己肯定感を高めるコツを読んでもピンと来なくて……。

本島さん:そういうコツって自己肯定感は高くなくてはいけないもの、ということがベースにありますよね。「(思っていないけど)自分のことを綺麗だと言いましょう」「(感じていないけど)ハッピーだと感じましょう」。そう思えないし、感じられないから困っているのに……。私は、よく違和感を覚えることがあります。それは、そもそも自己肯定感が低いことって悪いことという前提があると感じるときです。そう感じると、私の中では「不安やネガティブに感じることって、とても自然なことだし、不安に感じるから構えたり様々なことに気がつけたりするんだよ」って心の中で叫びたくなってしまいます。

池内先生:そうですね。現実的には自己肯定感は、高い、低い、だけで語れるものではないと思っています。自己肯定感は専門用語としても様々な定義があって、共通しているのは「自分を肯定的に捉える感覚」ということ。世間で浸透している自己肯定感は「自尊心」(自分の存在を認められる感覚)と同じ意味合いで使われることが多いと思います。

HONEY:自己肯定感と自尊心はほぼ同じ意味合いで使われることが多いんですね。

池内先生:自尊心は大きく「基本的自尊感情(Being)」と「社会的自尊感情(Doing)」の2つに分けられます。Beingとは、ありのままの自分の存在そのものに価値があると思える感覚。他者と比較せず、無条件で永続性のあるもの。Doingとは、社会との関係性で他者と比較して、人より優れている、と思えることで高まる感覚で、求めると際限がないです。BeingはDoingを支える土台になるもので、自己肯定感が低いと思っている人たちにとって、育む必要があるのは、Beingのほう。例えば仕事で失敗が続くとDoingが感じられなくなりますよね。そうなった時、Beingが育まれていないと自分自身の存在価値を感じるのが難しく、より自分に厳しくなり、自分だけでなく他人にも辛く当たってしまったり、自分を否定してしまいます。

HONEY:なるほど、思い当たることがあります。

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