HONEY

2020.12.20

LIFESTYLE

循環する家族の愛 The more the merrier 前半

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「好きな場所に巡り合うまで」家族6人で世界を旅し、バイロンベイで新しい暮らしをスタートしたアダモ・ファミリー。彼らはエネルギッシュでハッピーなオーラを纏っている。その秘訣を知りたくて彼らを取材した。

騒がしさの中に静寂を見つけ、忙しさの中に幸せを感じる。その小さな窓を見つけられたら、あとは思い切って開いてみるだけ。窓の向こう側に待っているのは愛と言う名の“Happiness”と“Freedom”。アダモ・ファミリーのこれまでと今、そしてこれからを2回に分けてご紹介。



世界のどこかに、もっとハッピーに生活できる場所があると信じていた

ルーフラックに山積みにされたサーフボード、大きなバンの中にずらりと並んだ子供たちの笑顔。バンがサーフポイントの駐車場に停車すると、子供たちが一斉に飛び出してきた。一体何人降りてくるんだろう? スケートボードに乗る子、ウェットスーツに着替える子、各々がそれぞれのお気に入りを持ってビーチへと続く階段を降りてゆく。バイロンベイのピクチャー・パーフェクトな景色にぴったりと収まる総勢7人のアダモ・ファミリーは、まるで映画の中から飛び出してきたようなフォトジェニックなファミリー。長身でモデルのようなマイケルとやわらかな笑顔が輝くコートニー。子供たち5人とママとパパ。健康的でエネルギッシュな2人の姿を見かけたら、子供のいないカップルのように見えるだろう。

バイロンベイから15分ほど走った山間にある小さな町バンガローにスイートホームを構えるアダモ・ファミリー。4年前の旅の途中にこの町を訪れ、恋に落ちた。「ロンドンは住み慣れた場所だったけれど、どこかしっくりこない気がしていたの。世界のどこかに、もっとハッピーに生活できる場所があると信じていた」。マイケルとコートニーは第4子マロウを出産後、12年間住んだロンドンから離れる決意をした。「旅をしよう! 好きな場所に巡り合うまで」。アメリカからスーツケース1つで移り住んだロンドン。自宅を売却し、思い出の詰まった多くの物を手放した2人は、世界一周チケットを手にし、4人の子供たちを引き連れアドベンチャーへと旅立った。





旅をするにあたって1つだけ決めたていことがあった。それは同じ場所に3週間以上滞在すること。想像しただけでも目が回る家族6人での世界旅行。訪れた国は約15ヶ国、気に入った国には3ヶ月以上滞在し、一度戻ってより深く開拓した場所もあった。旅行中コートニーは、Wifi が繋がる限りオンラインの仕事を続けた。きっぱりと仕事を辞めてから旅立ったマイケルは、6歳から10歳までの子供たちの先生となった。学校に行ってない時間を穴埋めできるようしっかりとホームスクーリングを行い、訪れる国々の文化や言語、自然界のことや学校で習う一般的な授業まですべてをこなした。子供に一対一で教えることは、想像以上に大変だったという。しかし共に学び体験する時間は、学校では得られないかけがえのないひと時となった。



photography : Atsushi Sugimoto, courtesy of Courtney Family text : Maki Mukaeda (@3littlespirals)

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