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2020.12.31

SUSTAINABLE

【連載】地球の今、海の今を知る |Vol.12 「2021年、地球を救う波に乗るために」

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2015年に採択された「パリ協定」で、世界は平均気温を+1.5℃に抑える目標を決めましたが、あれから5年の間も大気中のCO2濃度は増え続け、気温上昇も右肩上がり。世界気象機関の最新データではすでに1.2℃近く上昇し、このまま+1.5℃を超えた環境では私たち人類を含め、安全に暮らせない生命が一気に増えて、ドミノ倒しのように地球は崩壊へ向かうことになります。すでに生き物たちの絶滅スピード、氷床や永久凍土の融解速度は予想以上で、これまで永久凍土に閉じ込められていたCO2やメタンなどが放出されることでも温暖化が加速。こうした自然界の絶妙な連携を考えると、私たちがたとえ今日CO2排出をゼロにできたとしても、明日すぐに温暖化が止まるわけではないのです。

 

北半球・南半球の「緯度帯ごとに平均した大気中の二酸化炭素濃度の変動」


「地球全体の二酸化炭素の経年変化」(ともに気象庁ホームページより)。青色は月平均濃度、赤色は季節変動を除去した濃度。地球全体のCO2濃度はすでに限界値の下限350ppmを超え、2020年は過去最高の417ppmを記録。破壊的な転換を起こしうる限界上限の450ppmへ向かっている

text:Ayako Minato

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