HONEY

2021.01.07

SUSTAINABLE

【連載】地球の今、海の今を知る |Vol.13 「いま大切にしたい、ディープエコロジー」

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世界もSDGsが掲げられた2015年頃から、エコロジーがマイノリティからマジョリティになり、環境負荷の大きい経済先進国も続々と政府や企業、人々が積極的に取り組み始めました。一方で、サステイナブルやエシカルというワードが一過性のトレンドのように、イメージアップの宣伝文句に使われたり、うわべだけの環境配慮を装ったグリーンウォッシュも増えている、そんなシャローエコロジーも広がっています。環境負荷を減らそうと諸外国が大きな努力を進めているなかで、日本はシャローエコロジーのまま解決策が遅々として進まず、世界の足を引っ張る形で冷たい視線を向けられているのも事実です。そもそも、どんな環境問題も社会問題も経済先進国が招いたもの、それでも被害の多くは罪のない動物たちや途上国の人々が負っているという矛盾も生んでいますが、「問題は見ないフリ」「楽しくないことは続かない」と、日本はまだまだ後ろ向きな傾向も。でももうあまり時間が残されていない今は、人間社会の都合や言い訳に忖度している場合でもなく、利益や勝ち負けを争っている場合でもないのかもしれない。私たち一人ひとりも、できる範囲で政府や企業、周りに働きかけながら、シャローエコロジーではなく純粋に、「私は私にできること」を積み重ねていく、それがきっと巡り巡って一番の推進力になるのだろうと思います。

text:Ayako Minato

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