HONEY

2021.01.07

SUSTAINABLE

ビーチクリーンナップの先にあるもの

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海でゴミを見かけた時、あなたはどうしていますか? 手で持てる分だけ拾って、近くのゴミ箱に捨てたり、家に持ち帰る? それとも広い海だから、ひとつやふたつ拾ったって変わりがないと、見て見ぬふりをする? この記事を読んでくれているみなさんには、前者になってもらいたいと願っています。
国際環境NGO、サーフライダーファウンデーションのジャパン支部代表を務める中川淳さんに、ビーチクリーン、ひいては海の環境を守るために、わたしたちができることをアドバイスしてもらいました。



見渡す限りゴミが散乱する砂浜。数年前の台風の爪痕のようだけれど、こんな光景は次の世代に残したくない

ビーチクリーンはなぜ必要なの?
海のゴミの70%以上が街から流れたものとされ、毎年約500〜1000万トンという膨大な廃プラスチックが流出しているという推測も。さらにこうした海洋プラスチックゴミは2050年までに魚の数を上回ると言われています。数字が大きくなるとイメージしづらいけれど、例えばビーチを歩いているとき、目の前に落ちているぐちゃぐちゃの魚網や釣り針が、海の生物に絡まってしまう可能性があるとしたら? 転がっているペットボトルやビニール袋も、誤って飲み込んでしまうかもしれなかったら? ゴミを拾うことでビーチが綺麗になるだけでなく、助かる命があるかもしれないと考えてみてください。さらに大人が海の環境を守る行動をとることで、子供への教育にもつながります。


散乱する廃魚網。これをウミガメや、イルカや、クジラが誤って飲み込んでしまったらどうなる?

ゴミを拾ったら、見つめてみる
手にしたゴミをいったん見つめてみてください。ゴミの中に、自分にまったく関係ないものはないはず。どんなものがゴミになっているかがわかると、どうしたらそのゴミを減らせるかを考えることにつながります。気づいた人は、勤務先でも広く伝える活動をしてみましょう。例えばコンビニで仕事をしている人がいたら、なるべくゴミにならないパッケージに変える提案をするなど。大人だからこそ、できることを。


SFJで行っている「#ONEHANDBEACHCLEANUP」キャンペーン。自分が拾ったゴミの写真を撮って、ハッシュタグを付けて投稿。どんなものがゴミになっているか考えるきっかけに

text:Alice Kazama

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