HONEY

2021.01.21

SUSTAINABLE

【連載】地球の今、海の今を知る |Vol.15 「水温上昇と、サイズアップしていく波」

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海に熱がたくさん蓄えられると海水の蒸発量が増えて、台風や豪雨の規模がどんどん巨大化していることは皆さんも感じているはずですが、海面上昇も年々スピードアップしています。海面上昇の理由は、①山岳氷河や南極大陸、グリーンランドなど、陸上の氷河や氷床が融解した水が海に流れ込んで海水の量が増える、②水温が高くなって海水の体積が膨張すること、の2つが影響し、今は氷の融解も水温上昇も加速中。「海に浮かぶ氷山は?」というと、グラスのお水に氷を入れたとき、氷が溶けても水の体積は変わらないように、北極や海に浮かぶ海氷が溶けても海面は変化しないので、海面上昇は①と②が主原因です。過去100年近い観測では、世界の平均海水面は約17cm上昇していますが、上昇率もだんだんと上がり、今のままでは2100年に世界の海面が最大82cm以上も上昇することに。そうなると沿岸の街では高潮や浸水の被害が避けられず、日本のビーチも8割以上が消えてしまうだなんて未来予想図まであります。


text:Ayako Minato

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