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2021.03.08

LIFESTYLE

ヨガの呼吸で気づく「本当の心の声」とは?|一生懸命がんばってる女性たちへ送る“がんばりすぎない”練習

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仕事や勉強、育児と、気づけばいつもバタバタ立ち回ってる。
毎日忙しくしていると、いつの間にかこころとカラダの状態がわからなくなることも。一度立ち止まって自分を見つめよう。今の状態に合わせたヨガでリセットを。


ヨガを通じて自分を知る。がんばりすぎない練習を

「愛の反対は無関心です」というあまりにも有名なマザー・テレサの言葉がある(実のところ彼女の言葉ではないようだけど、今は置いておこう)。他者への愛について語られた言葉でありながら、実際には自分自身のこころとカラダに対しても当てはまるのではないだろうか? 私たち女性のカラダはいつだって正直で、不調は肌や月経サイクル、髪の質、食欲、睡眠にすぐ現れる。それでも辛いサインを無視し、セルケア・セルフラブの気持ちを忘れて自分自身に無関心になってしまっている女性は意外に多いかもしれない。

「女性はみんな、すでに一生懸命がんばってると思うんです」そう話すのは、今回ページを監修してくださったヨガ講師のサントーシマ香さん。

「日本のジェンダーバランスは先進国のなかで最低です。不平等な社会環境の中で身体の声を聞く余裕もなく頑張り続けて生理が止まったり、家庭でも休めない人も多いのかなと。そして、他者をケアする役割を担いがちで、“感情労働”みたいなことを全方位に向けて疲れてしまう。もっと自分を大事にしていいのだと思います」。

そんなサントーシマさんが提案するのは、単にカラダの不調を直すためだけではなく、「カラダを意識するきっかけ」としてのヨガだ。スマホで動画を見たり、SNSをチェックしたり、仕事や家庭の心配事に心を持っていかれていたりして、自分のカラダという名の“ホーム”にいない時間を過ごしている人が多い。今、この瞬間を意識する。ここにいる自分自身に意識を向ける。だから、これから紹介するポーズは、正確にできているかとか、綺麗にできているかなんてことは気にしないで欲しい。自分が気持ちいいと思うかどうかを基準にして、しっかり呼吸をしながらカラダからのフィードバックを感じてみよう。

 そうやって自分自身のこころとカラダに関心を持つことができるようになったら、今度は自分が置かれている環境や人間関係も見渡してみて欲しい。会社、住む場所、友人、上司、親。社会的な風潮や周りの環境は女性のストレスを察知する脳の中枢に影響を及ぼすことがわかっている。いつも外側のストレスに対して警戒せざるを得ないと、胃腸や生殖器の血流が滞り、性ホルモンの分泌も抑制されてしまう。いくらセルフケアをしても「穴の開いたバケツに水を入れているようなもの」とサントーシマさん。内なる環境と外の環境は繋がっている。そこまで含めてのセルフケアということを忘れないで。自分への“愛”と“思いやり”を第一に過ごしましょう。

illustration : Osaku text : Alice Kazama special thanks : Kaori Santosima

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