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2021.05.02

LIFESTYLE

簡単にちょい足しできる「薬膳」の知恵|身近にある「気・血・水」食材とは?

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“食”で心と身体を癒す

6回に渡って特集する「Food Retreat」企画。3回目の今回は薬膳を紹介。薬膳とは、中医学に基づき体調や体質に合わせて作る食事のこと。いわゆる「未病」の状態が病気にならないように、健康な状態に戻したいときに強い味方になってくれる。

YAKUZEN
心身のポテンシャルを高めるための食材選び


薬膳と聞くと、難しい、あまり美味しくないというイメージを持つ人も多いのではないだろうか。実は身近な食材で、日々の食生活に“ちょい足し”で実践できる知恵のひとつ。医食同源という言葉があるが、自然界の食物にも薬と同じような力がある。だからたとえば、わざわざ朝鮮人参を使わなくても、同じような効果のある食材を選べばOK。免疫力アップ、美肌など、目的に合わせて、どんな効能を取り入れたいか、それを持つ食材は何なのか……薬膳を学ぶことは、食材の力を知り、選び取り、組み合わせる能力を身につけることとも言える。

レシピを組み立てるときに基準にしたいのが、中医学で体を構成すると言われている3要素「気・血・水」。この3つは音楽でいう、リズム・メロディ・ハーモニーのような関係で、どれか1つがおかしくなると全部のバランスが崩れてしまう。3つとも必要量を保ち、巡っていることが重要。たとえば血液をサラサラにする食材を食べたとしても、そもそも血が足りていなければ流れない。だから、まず“満たす”、そして“流す”。この働きを助けてくれる食材を選ぶことが大切なのだ。

難しく考えなくて大丈夫。実際に食材を手に取り、見た目や香りを感じてみて。その時の自分に必要なものが、きっと心地よく美味しく感じられるはず。そんなふうに五感で楽しむのが、薬膳を実践するコツだ。

photography : Yoichi Onoda composition : Satomi Ishizawa props : UTUWA

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