
本誌の人気コラム「Oceans Life of Hawaii」を執筆しているハワイ島在住の上原かいさんが、retreat HONEYを体験。今から18年前、国内で“リトリート”という言葉をまだ誰も知らないときに初めて体験し、今では自身で開催するほどリトリートに精通されている上原さん。28日間体験したその感想を、ここに紹介します。
リトリートが大好きな私は、今回retreat HONEYに参加させて頂きました。 初めて体験したのは18年前。世界中の生徒にヨガを教えるアメリカ人の先生について学んでいた頃です。当時日本ではリトリートという言葉は全く知られていませんでした。リトリートには「退避」とか「避難所」という意味があります。最初は日常を離れ、共通の目標を持つ人々が集い、共に過ごし、学びを深める旅という認識でしたが、回を重ねるごとに同志たちと共に学び、語らい、互いを支え合う、生涯の友との出会いの場となりました。まさに“Sisterhoods”です。コロナ禍になってからは、オンラインで世界の人々と瞑想リトリートに参加してきました。けれども、retreat HONEYのような1ヶ月も続くオンラインリトリートの参加は初めてでした!
まずはコンテンツの豊富さに驚きました。 瞑想、ヨガ、ジャーナリング、食事などライフスタイル全般に関わる内容をシェア。海を愛するHONEYならではのサーフィンに関するエピソードもありました。 まさに、HONEYの提案するビーチライフスタイルをシェアするリトリート。コスタリカの大自然、海やジャングルを感じられたのも良かったです。それぞれのティーチャーが先生でありながらも、同志であるという親近感もありました。 時空を超えて、憧れのコスタリカにワープしてしまったような快適なリゾート気分に浸れました。
1ヶ月の間、忙しくて参加するのが難しい時は、参加者の皆さんを想像して繋がっていたいという気持ちで、くじけずに続ける後押しをしてもらいました。⻑い期間だからこそみんなと一体感を感じられるようになり、私達それぞれの気付きも、さらに深くなったことと思います。
私自身、2015年からハワイ島に移住したのもリトリートに参加したことがきっかけです。今では私が主催し、ハワイ島の海や山、大自然や伝統文化に触れて心身を解き放ち、瞑想やヨガ、サーフィン、 ローフードやヴィーガン食でデトックスをし、本来の自分に戻れるチャンスに恵まれる旅のお供させて頂いています。コロナ禍によって⻑期間皆さんにお目にかかれる機会がありませんでしたが、今回は参加者としてリトリートの素晴らしさを改めて感じることが出来たことを、とてもうれしく思 っています。
このような機会を作って頂いたHONEYスタッフ、コスタリカのSister達にも、心から感謝致します。ありがとうございました。