
スーパーに行くと野菜やお米などの〇〇産と記載されている項目に目が入る。それが地元の名前だと嬉しくて手を伸ばし、いつもと同じ食材も心温かに美味しく食べられる瞬間は小さいけれど幸せな経験。そんな気持ちが動くことだって、実はエシカルアクションの一つ。国内の生産者さんを応援することや、地産地消に取り組むことで輸送時にかかるCO2を削減などにも繋がってくるから。
そして、せっかく取り組むなら「美味しい!」と思う感動や、「こんな料理があるんだ」といった新しい発見もしていきたいところ。本日は地産地消にもこだわったサスティナブルなフードを提供する、サービスやショップをご紹介。どれも1月からスタートしたばかりなので、ぜひ先取りしていこう。
to do list 01
「滋賀県の魅力を凝縮したコロッケスタンド」

滋賀県・長浜駅からほど近い北国街道の入り口に構える新店“おさけところも”。ここは、ツーリストと地元の人が交わるハブとなり、滋賀の魅力を詰め込んだキュレーションスペースとして、食を起点に様々な地元のよさと出会える場所。提供しているものは、もちろん地元・滋賀に寄り添ったものばかり。定番のポテトコロッケをはじめ、親子3代にわたって近江牛の牧場を経営している橋場牧場の牛肉を使用したミルフィーユカツや、近江野菜にこだわった野菜コロッケなど食材の特性を活かしたメニューになっている。
江戸時代後期より残る町屋を活かしながらモダンに仕上げた店内で、クラフトビールやナチュールワインと共に堪能するもよし、テイクアウトでほくほくのコロッケを片手に長浜の街を食べ歩きするもよし、ご自宅やホテルでのひと品としてゆっくり楽しむもよし。気軽に地域のご飯を堪能できるので、ぜひ足を運んでみては?
発酵塩バターコロッケ¥350、近江橋場牛メンチカツ¥450、ゴロゴロ野菜コロッケ¥350/おさけところも
おさけところも
滋賀県長浜市元浜町7-5
0749-57-6772
店内_11:00〜14:30、17:00〜21:00 テイクアウト_11:00〜20:00(火曜日定休)
公式サイト/Instagram
to do list 02
「沖縄の農場と食卓をつなげるシェフの一皿」

健やかで美味しいSDGsアクションがあれば、ぜひ試してみたいですよね。“リゾート”で提供されるご飯と聞くと県外から訪れた観光客の方に向けたものというイメージがあるけれど、地元の人にも新しいインスピレーションになるものだから、ぜひチェックして欲しいのが「シェフの一皿~FARM to TABLE〜」。これは、ルネッサンス リゾート オキナワで3月31日まで開催される、恩納村の農家さんの食材を使ったスペシャルティ料理のこと。
恩納村の農家さんは、小規模で農業を営んでいるところが多く、恩納村の農水産物を取り扱う道の駅“おんなの駅”の協力のもと、8名のシェフが直接恩納村の畑に出かけて食材を吟味。素材のよさを引き出す調理法でスペシャルな料理とスイーツ「シェフの一皿」を全8品堪能できるのは今だけ。できるだけ農薬を使わず、丹精こめて作られた安心安全な地元食材を美しく、美味しく作るヒントがここにいくと見えてくるかも。
CONTACT
ルネッサンス リゾート オキナワ
沖縄県国頭郡恩納村山田3425-2
098-965-0707
公式サイト/Instagram
to do list 03
「海を眺めながら循環野菜や湘南野菜を堪能」

湘南で人気のレストランの一つ、リビエラ逗子マリーナの“リストランテAO 逗子マリーナ”。海沿いの街ならではの相模湾近海で水揚げされた新鮮で上質な魚介類はもちろん、食の完全リサイクルとしてリビエラ逗子マリーナ内で作られた循環野菜を使用するのも特徴的な取り組み。ほかにも地元農家の湘南野菜をふんだんに使用した「“旬”を愉しむイタリアン」をコンセプトに掲げ、提供する月替わりメニューが好評。
そんな地元愛に溢れる料理を楽しみながらも、壮大な海からも癒されたい。空気の澄んだ冬期は富士山が顔をはっきりのぞかせ、サンセットタイムには思わず息を呑むほどの美しいロケーションが目の前に広がるのは圧巻。ゆっくりとテラスで食事を楽しめるからこそ、暖かさも保ちながら過ごしてほしいと「海こたつ席」が登場。それに合わせ、期間限定スペシャルコース「冬の旬尽くし」が2月14日(月)までの期間限定でランチとディナーで開催されるから要注目。
CONTACT
リストランテAO 逗子マリーナ
神奈川県逗子市小坪5-23-16 リビエラ逗子マリーナ内
0467-23-0480
公式サイト/Instagram
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