Her Wave 海のそばで暮らす彼女の物語#12/Bonnie Paterson

良質な波に恵まれたオーストラリアで生まれ育ったボニー・パターソン。現在はバイロンベイで暮らしながらも、心の中ではいつも旅人の彼女。ゆったりと流れるバイロンベイの時間の中で、自分に合った心地良い生活をクリエイトする彼女のライフストーリーをお届けします。インスタグラム


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生まれも育ちもオーストラリア。ビクトリア州の郊外にある海沿いの小さな街、モーニントン半島出身。18歳のときに大学進学でシドニーのボンダイに引っ越して、シドニー工科大学ではメディアコミュニケーション、PRを勉強した。多くの人が知っているようにボンダイはビーチカルチャーが盛んで、オーストラリア国内でも人気のスポット。そんな素敵な場所で大学時代を過ごせたことは今でも思い出に残ってる。卒業後中南米へ旅に出て、それからバリに数年間住んだわ。大学で勉強したことをを活かして、バリに住んでいるときにデジタルマーケティングの会社を設立したの。
今はバイロンベイに落ち着いているけど、私の人生の中で“旅”は大部分を占めていて、各国のサーフタウンに住んだり、常に新しいことに挑戦することが大好き。実は日本の神戸にも、高校のときに交換留学生として4ヶ月住んだことがあってお気に入りの国のひとつ。数年前にはスノーボードでニセコに行ったんだけど、旅行ができるようになったら必ずまた行きたいわ!

サーフィンとの出会い

初めてサーフィンをしたのは3歳くらいのとき。父がビクトリアでサーフショップを経営してたお陰でサーフィンをする環境はすでに整っていて、いろんなボードやフィンを試すことができた。ビクトリアは南極側に面しているから海水の温度は年中低くて、濡れたウェットスーツを凍えながら着ていたのを覚えているわ。基本的に波はジャンクで大きく、サーフィンを始めるのに最適な場所とは言えないけど子供ながらに楽しんでいた。そんな波でサーフィンを始めたこともあって、今いるバイロンの波がすごく穏やかでフレンドリーに感じるし、今ではどんな波でもサーフィンできるようになった。最近はライトハンドのポイントブレイクがあるレノックスヘッドでサーフィンをしているけど、バイロンベイ周辺はどこに行っても良い波があるからこの環境に甘やかされているわ(笑)。
サーフィンを始めたときからショートボードが好きで、一生ショートに乗っていたいと思っていたけど、つい最近シングルフィンのロングボードに乗り始めて、ショートボードとは全く違う感覚やスタイルにハマっている。優雅で遊び心のあるロングボードに対して、ショートボードは大きな波に挑戦したりパワーのあるターンが出来る。波の状況や気分によってどっちも乗れるようになったとき、サーフィンを最大限に楽しめると思う。

サーフィンの醍醐味は、ただ波に乗ることだけじゃない

サーフィンに出会っていなかったら、訪れていない国もたくさんあると思う。長旅の後に完璧な波を発見したときのあの感情や高揚感、旅先での人との出会いなど、サーフィンは感謝しきれないほど人生を豊かにしてくれたし、これからもそれは変わらない。

パンデミック前と今のバイロンベイの変化

ロックダウン中は国外から観光客が訪れることが出来ず、住んでいる私たちもバイロンベイから離れることが出来なかった。だから街も混雑していないし、とても平和でロックダウンをここで過ごすことが出来ることは恵まれていた。その反面、国内旅行をするオーストラリア人が多く訪れるようになり、土地を買う人も出てきたし、昔のように小さなこじんまりとした街じゃなくなったのも事実。海も前より忙しくなった気はするけど、私はここにいられるだけで十分幸せ。

あなたを幸せにする3つのものは?

1つ目は、海で過ごす時間。サーフィンでもフリーダイビング友達とビーチで過ごす時間でも、海にいると地球との繋がりを感じるし、グラウンディングさせてくれる。
2つ目は、太陽の存在。これは最近雨続きの中で気づいたことなんだけど、太陽によって気分が左右されることを知った。この間やっと雨が上がって、太陽の日差しを浴びたときに子供のように喜んだわ。いつも太陽があることが当たり前だと思って感謝していなかったけど、最近はありがたみを感じるようになった。
3つ目は、家族・友達との時間。どんなときでもサポートしてくれて、何かあったらいつでも話を聞いてくれる。

text: Miki Takatori

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