自然を愛する、あの人に聞く。心地よい暮らしを叶えるためのヒント | Vol.6 バンキャンプ

慌ただしい日々を心地よいものにするためには、自分をリセットする時間も大切。平日忙しければ週末だけでも、たっぷりと自然のパワーを浴びる時間をつくってみよう。日頃から自然に寄り添った暮らしをしている人に、自分をリセットするためのアイデアを教えてもらう連載企画をスタート。心地よい暮らしを叶えるためのヒントにしてみて。第6回に取り上げるのは「バンキャンプ」。VANCAMP JAPAN 代表の小濱潤平さんが登場!


天気に左右されず、自分のペースで

クルマをとめてバックドアを開けたらもうキャンプの準備は完了! 思い立ったらすぐに出発できて、より身近に、そして手軽に自然を感じられる。身軽にキャンプ体験できるということが、バンキャンプの一番の魅力だと思っています。テントを立てたり、料理をしたり。 キャンプの楽しみ方はひとそれぞれですが、ぼくの場合はできる限り「何もしない」 がテーマになっています。 普段から料理や掃除・洗濯と、ひとおりの家事をこなしているので、 キャンプのときくらいはなにもせずゆっくり過ごしたいな、と。

晴れている日は、チェアを持ち出してゆっくり焚き火を堪能。 雨の日は、車内でドリップしたコーヒーを飲みながらのんびり読書。 天気に左右されず、自分のペースで楽しみ方を変えられるのがバンキャンプの魅力でもあるんです。

時間にも心にも生まれた余裕

ぼくがバンキャンプを始めたのは、3年半ほど前。地方でのイベントに出店するため、商品や什器なども積めて車中泊もできるクルマがほしい! と思い、バンに絞ってクルマを探し始めました。 そんななか、海外で「バンライフ」というライフスタイルが確立していることを知り、いてもたってもいられずバンを購入し、すぐに車内のDIYに着手することに。

もともと現状維持ではなく「常に変化していること」が自分にとって心地よくて。10車線くらいあるめちゃくちゃ幅の広い道路を右へ左へと車線変更しながら、景色の良い方を目指してドライブしているみたいな感覚で日々を生きています。その性格が、バンランフにもマッチしているんだと思います 笑。

いざキャンプ場で、実際に「車中泊スタイル」のキャンプを体験してみると、そのラクさや、自由さに一気にハマっていきました。その証拠に、当時所有していたテントは全て手放してしまったくらい。テントを立てたり、撤収したりする時間と労働が短縮されるだけで、時間にも心にも余裕をもって過ごせるようになり、そのぶん子どもと一緒に野鳥観察をしたり、キャンプ 地から登山に出かけたりとキャンプ場での過ごし方がガラッと変わりました。

本当に必要なものだけを厳選

いちキャンパーとして常に意識して実践していることは、本来自然の中に存在しないビニールやプラスチック製品などの「異物」はできる限り持ち込まないということ。たとえ持ち込んだとしても、自分で出したゴミはすべて自宅へ持ち帰って分別処理するようにしています。逆に言うと必要なものだけを厳選して持っていくようにしています。

森の中に「クルマ」が入り込んでくるというだけでも自然へのインパクトは大きいも のです。そのことをしっかり理解するだけで行動は変わりますし、インパクトを少しでも軽減できるように、可能な限り出発前の準備を徹底するように心がけています。

まずは車中泊からお試しを

ぼくたちはバンキャンプと言っていますが、わかりやすくいうと「車中泊キャンプ」。 テントの代わりにクルマで寝よう! というだけのことなので、まずはマイカーを車中泊ができるように整えることが重要です。バンに乗っていなくても、軽自動車でもSUVでも車中泊はできます。まずは自宅の駐車場でお試し車中泊してから、キャンプ場へ向かうと不安も減るかもしれませ ん。 災害時の避難場所としてもクルマは有効なので、いざというときのために慣れておくと安心ですよね。また、これから車中泊やバンキャンプを始めたいビギナーの方向けに、ぼくたちが企画したイベントなども開催していますのでご興味があればぜひご参加いただけると嬉しいです!


小濱潤平さん
VANCAMP JAPAN 代表
インスタグラム

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