
すべて手作りの木造船、ポリネシア古代の船を修理して魂を吹き込む。常に自然の美しい環境の中で生活をする。誰もが理想とすることをヨット暮らしで体現する家族。太陽とともに生きる喜びがここに。
自然のギフトを受け取りながら海の上で生きる
大学生の頃インターシップに参加して、奄美大島を訪れたアヤハさん。
「海の上で目覚めたり、自然に囲まれる生活を送るうちに、この島に恋をしました。移住することを決めた時、自分の中でテーマを決めたんです。自然と共存したい、と」
移住して出会った現在のパートナーのタオさんは知人から譲り受けたヨットを修理するためにこの島へ。会話を重ねるうちに、ヨット暮らしは究極の自然暮らしなのではないかと思い、昨年から実践。
「太陽が上ったら起きて、海に潜って、無人ビーチでヨガをしたり、夕方にはサンセットを見て、時に仲間とギターを弾いて過ごして。あとは海を眺めながらのんびり。太陽が沈んだら眠る。そんな生活をしています。時間に囚われない。そんな暮らしとでもいうのかな」




奄美大島の海の中は素晴らしいと笑顔を見せる彼女は、最近赤ちゃんも生まれて、愛犬2匹も含めた大家族に。風の力で移動し、太陽光パネルによって電力も十分に賄える。常に美しい自然環境の中で生活できるヨット暮らしの魅力を多くの人に体験して欲しいと願っているそう。「海に潜ると自然の美術館に迷い込んだような気分になるんです。毎日アートを見ているような気持ち。自然のギフトを受け取りながら海の上で生きる風早丸は、夏に向けてさらにパワーアップする予定です」
(HONEY#33 より一部抜粋)
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