自然を愛する、あの人に聞く。心地よい暮らしを叶えるためのヒント | Vol.9 スキューバダイビング


第9回に取り上げるのは「スキューバダイビング」。沖縄ダイビングMAHALOHAの代表・インストラクターとして活動する白井さんを紹介します。

世界観が180度変わったダイビング

私が初めてダイビングを経験したのは、中学2年生のときに家族旅行で行ったマウイ島。見るもの、触るもの、何もかもが新鮮で、異世界に迷い込んだような感覚を味わいました。
-自然の中に溶け込んだような不思議な感覚
-水中で呼吸が出来る素晴らしさ
-目の前で生きて、泳いでいる魚たち
-自分の吐く息の音しか聞こえない水中世界
この感覚は、ダイビングをした人しか味わえない特別なもの。世界観が180度変わると言う人がいるのも納得です。

初めてのショップ選びは慎重に

そんなダイビングの魅力を体感するためには、やっぱり体験ダイビングから始めるのが一番。私がそうだったように、初めて海のなかで呼吸できたときの感覚は計り知れないものがあります。ただ、しっかりとした知識やスキルがないと命に関わる危険も。それだけに、初めての体験ダイビングのショップ選びは慎重に行ってほしいと思っています。

格安でダイビングを提供してるショップはたくさんありますが、トレーニングされてないスタッフや、メンテナンスが不十分な機材や、破れているウェットスーツなどを使用しているショップが多数あるのも事実。料金設定がきちんとしているのか、トレーニングされているスタッフはいるのか、インストラクターと生徒の人数比、メンテナンスされている機材は揃っているかなどを、ショップの人に質問してみてください。きちんとしたショップでしたら答えてくれるはずです。

もちろん料金だけではなく、ショップの雰囲気や対応、スタッフの人柄なども大事な要素。非日常を体験できる素晴らしいスポーツだからこそ、自分にマッチするショップで始めてみるのがおすすめです。

海を見ながら最高なひとときを

私にとっての「心地よい暮らし」は、オンとオフを切り替え、オンのときにはしっかりと仕事を頑張り、オフのときには思いきり遊んで、寝て、したいことをすること。最近ではオフの日に妻と、ハンモックとウクレレとお弁当を持ってビーチに行きます。何をするわけでもなく、海を前にウクレレを弾きながら、お弁当食べて昼寝をする時間が最高に幸せなんです。

そんな至福の時間を提供してくれる海は、やっぱり私にとっては特別な存在。ただ、残念なことにダイビングをしているとゴミは必ず見かけます。浮遊しているビニール袋は、ウミガメがクラゲと間違えて食べると死んでしまう可能性も。特にペットボトルなどのプラスチックゴミやビニール袋、釣り糸は見つけたら必ず拾うようにしています。海には絶対にゴミを捨てないでください! もちろん陸でもね!

▲上に戻る

SHARE