
エシカルなファッションを心がけたいと思い、デニムパンツはウォーターレスで染めたものを探したり、オーガニックコットンのTシャツを探したりする。そんな中で、ついつい忘れがちなのが足元。長く愛用できるように履き心地は大切に、かつ環境配慮したものを選びたい。今回は素敵な取り組みのフットウエアブランドをピックアップ。
HONEYが提案するto do listは他にもたくさん!来週はなにをしよう、新しいことへチャレンジしてみたいと感じたらぜひ記事をチェックして。
【来週やりたい3つのこと】記事一覧はこちら
to do list 01
「本来破棄されるレザーをアップサイクル」

経験したことのない柔らかなこの靴は、パジャマのような履き心地でストレスフリー。デザインは長く愛用できるようにシンプルにこだわり、空気や水のように生活に溶け込んでいる。そんな日本製手作りシューズブランド、ムゥムゥヌゥの靴は表革や中敷きは本革を使用。レザー製品と聞くと一歩下がってしまいがちだが、肉として食用で用いられた後、本来破棄される皮をアップサイクルしたもの。頂いた命を余すことなく使うために、本来破棄される皮を革として使用するのは大切な循環の一つとも言える。このシューズは通常オンライン販売限定のみとなっているが、6月30日までの期間限定で奈良 蔦屋書店にて、サンプルを豊富に取り揃え試着してからオンラインで購入できるフェアを開催中。ぜひ肌馴染みのいいレザーシューズを試してみたい。
to do list 02
「アディダスの名品がリサイクル素材50%にアップデート」

プラスチックゴミ ゼロの未来を目指し、2024年までに全ての製品においてリサイクルポリエステルを使用するという高い目標を掲げているアディダス。その取り組みとして、1969 年にバスケットボールシューズとして誕生し、50年以上もの間ファッションのアイコンとして人々の注目を浴び続けてきた“スーパースター”を、シルエットはそのままにエシカルに一新。リサイクル素材を50%以上使用しながら、レザーのような上質な質感や、クリーンなホワイトで大人っぽい表情に仕上げた一足となっている。さらに、こちらはアディダス オリジナルズとRHC ロンハーマンとのエクスクルーシヴアイテムで、“スーパースター” のロゴとインソールにネイビーを採用することで、RHCらしい爽やかでシックなデザインへとブラッシュアップされたもの。他にはない新しいベーシックを求めている人におすすめ。
to do list 03
「ジュース産業からでるリンゴの廃棄物から生まれたヴィーガン素材」

北イタリア地方のボルツァーノにある、ジュース産業からでるリンゴの廃棄物を使用して作られた、“アップルスキン”と呼ばれる呼ばれるヴィーガン素材。それを使用して作られたスニーカーは全てが倫理的に考えられたもの。サイクルされたインソール、上部素材はアップルスキン、靴底は天然クレープゴム、靴紐はオーガニックコットンとこだわりが詰まっているのがわかる。さらに、洗練されたデザインと環境の持続可能性を第一に考えて開発しているからこそ、靴を1足作るごとにアイルランドで植樹をする活動も行っているのだとか。リサイクルパッケージの靴箱には、シューズ1足、オーガニックコットントートバッグ1枚、そしてこの靴を買うことで植樹を手伝った木についての情報が入っているから、エシカルな第一歩として楽しめそう。
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