連載コラム「Endless Waves」#08_私が写真展をする理由

フォトグラファー、コラムニスト、モデル、コーディネーター、翻訳・通訳など、様々な分野で精力的に活動する深田美佑の新連載コラム。第8回目のタイトルは「私が写真展をする理由」。


来週7月27日から湘南・鵠沼海岸のCalifornia General Storeで写真展が始まります。今年2回目の写真展。
今回のテーマは「Everywhere I go…」
どこへ行くにもカメラを持って、いつもふとした瞬間に自分の撮りたい写真を撮ってきました。
今回はサーフショップで夏の展示ということで、夏にぴったりな旅の途中で訪れたビーチと私の足の写真と、各国で撮ったアイスの写真20点ほどを展示します!

私が海外に初めて行ったのは高校3年生になる直前の春休み。神奈川県の姉妹都市メリーランド州との1週間ほどの交換プログラムでした。小さい時から雑誌やテレビなどで「アメリカ」という国をよく目にしたり、聞いたりして憧れていて、行く前はどこか遠くの白人の多い国のイメージでした。

実際に行ってみると想像していたより身近に感じ、良い意味で「普通」の国だなという印象を持ったのを今でも覚えています。そしてメリーランド州で目にしたのは白人ではなく多くの黒人でした。今まで聞いたり読んだりしたアメリカのイメージが自分の体験を持って書き変わったと感じる瞬間でした。雑誌やテレビで見た情報とは全く違う世界が広がっていたのです。

それからも私は自分の好奇心だけを頼りに旅を続け、ガイドブック、雑誌やTVでは紹介されないない場所や、人々の生活に興味を持ちカメラに収めてきました。今までの旅の体験が教えてくれたのは、実際に自分の足で行ってみて体験することの大切さです。周りから聞いた情報や雑誌や本で得た情報と実際に自分で訪れた情報のすり合わせをして、体験を持ってそれが自分の真実となります。

今は当時よりネット社会になり、SNSの普及によりさらに世界が狭くなった気がします。それでも実際に日本の地方や海外の都市に行ってみると、地元の人との出会いから教えてもらえる美味しいお店だったり、サーフポイントだったりと、行ったからこその出会いや発見があることは昔も今も同じな気がします。

読者の皆さんも実際に写真を見たら、それぞれ感じることが違うと思います。良さそうと思って来たけど想像と違ったとか、新しい発見をしたとか、期待してなかったけどすっごいよかった! などなど。結果はどちらでも良いのですが、私が人生でとても大切にしているのはその「体験」であり、自分がどう感じたかを知ることだと思うのです。

気になったらぜひ足を運んでいただき写真を見て、私に話しかけてみてください!

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