連載コラム「Endless Waves」#09_こだわりを捨てる

フォトグラファー、コラムニスト、モデル、コーディネーター、翻訳・通訳など、様々な分野で精力的に活動する深田美佑の新連載コラム。第9回目のタイトルは「こだわりを捨てる」。


みなさんはこだわりってありますか?

私はサーフィンを本格的に始めた頃、ロングボードで踊るように波に乗ることに憧れてロングボードばかり乗っていました。ロングで上手く優雅に波に乗りたいと。

でも、家の近くのポイントでは波が大きくなるとロングは禁止。ロングボードでハングテンできたら素敵だなと思っていたけれど、早々にロングボードだけに乗るというこだわりを手放して短めの板に挑戦することにしました。

サーフィンだけでなくて、日常の中でもいろんなこだわりってあると思います。

食へのこだわり、物へのこだわり、髪型へのこだわり。

こだわりすぎて自分が窮屈になってしまうこともある気がします。

こだわりや、自分で自分に課したルールを手放すと、とっても自由になれる気がするのです。

それがとてもわかりやすいのがサーフィン。

どんな波でも、どんな板でも乗ってみて、乗れるようになると自分のサーフィンの幅が広がって小さい波でも大きい波でも波を選ばず楽しめるようになる。

先日、ふと思い立ってオンショア続きの湘南を出て千葉にサーフィンへ行きました。

サイズは膝〜腿。千葉に来たのになんて思いながら、千葉に帰ってきているNAKIさんとパートナーのナッキーにCatch Surfを借りて乗ってみると、こんな小波で楽しめたの初めて! ってくらいたくさん波に乗って、面白い波のセクションを乗り継いで波をつなぎながらロングライドできて本当に楽しかった。

今まで膝の波でサーフィンなんてしようなんて思わなかったけど、こだわりを捨ててやってみたら楽しかったという結果に。ミッドレングスのボードにしてからあまり乗っていなかったロングだけど、久しぶりに乗るとまた全然違う感覚で新しいことに挑戦しているみたいで、コツをつかんでまた乗れるようになると楽しい。

毎日の生活の中でも、自分の可能性を狭めるこだわりとはサヨナラして、もっと自由にいろんなことを楽しめる毎日にしたいなと思った出来事でした。自分の興味や好奇心に素直になってさらにいろんな経験をさせてあげたいな。

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