
色彩豊かな街並み、メキシコ独特の陽気な空気が流れるサユリタ。そんな町で家族、友達に囲まれて生まれ育ち、メローな波で毎日サーフィンを楽しむオクサナ。太陽のように明るくエネルギッシュな彼女のライフストーリーをお届けします。
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生まれ育ちはメキシコのサユリタ。学校に通うためにサユリタから1時間ほど離れた都市部に住んでいた。大家族の中で育って、いつも家族や友達に囲まれた生活だった。14歳の時に母親の故郷のサユリタに引っ越して、それがきっかけでサーフィンを始めた。この時期って何にでも興味があって、友達が何か新しいことをしていると自分もやりたくなる時期でしょ。だからサーフィンをやっていた友達につられて私も始めたんだけど完全にハマちゃって、海の近くに住みながらこんなに楽しいことができるなんて最高!って思ったわ。学校が忙しくて、10代の頃は遊びでサーフィンをするくらいだったけど、大学を卒業してインテリアデザイナーとして働くようになってからは、時間さえあればサーフィンをするようになった。好きな食べ物はフィッシュタコスとセビチェ。サユリタに来たら、ぜひみんなに食べてほしい!
サユリタの写真をみた時、カラフルですごく陽気な印象を持ったんだけど、どんな町?
すごく小さな町でどこにでも歩いて行ける。一番遠いビーチでも歩いて20分くらい。もともとここは漁村だったんだけど、ヒッピーサーファーが集まるようになって、今ではサーフとアートの町として親しまれるようになった。バスは走ってないし大きなマーケットもないから、住んでいる人は全員知り合い、そんな場所。町を歩くとみんな話しかけてくれて、町全体が大きなコミュニティのような雰囲気。友達や家族に囲まれて過ごす時間が大好きな私にとって、ここに住んでいるだけで幸せになるわ。



多くのロングボーダーが愛するサユリタ、サーフシーンはどんな様子?
スウェルが入るとパワフルだけど、普段はキレイにブレイクするロングボード向きの波。Mexi Log Festというイベントが毎年ここで開催されるんだけど、世界中からスタイリッシュで個性的なロングボーダーが集まってくる。実は今乗っている9’4”のロングはこのイベントで買ったDino Mirandaのボードで、すごく楽しませてもらっている。お気に入りのサーフスポットはアンクロテ(Anclote)というレフトブレイクのポイント。ロングライドが出来るから、ロングボーダーなら誰もが好きになる場所。



あなたにとってサーフィン、自然の中で時間を過ごすことはどんな意味を持つ?
幼い頃から海は私にとって身近にある存在だった。サーフィンもそうだけど、家族や友達とビーチで過ごしたり、サンセットを見たり……。海は何百通りも楽しみ方があって、サーフィンは人生の教訓も教えてくれる。
インタビュー中も明るくポジティブなエネルギーに包まれているオクサナ。自分らしいと感じる瞬間、自分を愛することができていると感じる瞬間はどんな時?
“幸せ”ってすごくシンプルなことだと思うの。私は人と過ごす時間が好きだから、何か嫌なことが起きるといつも外に出て、人と会って話をする。そうすることで、内側に閉じ込めていたネガティブなエネルギーを吐き出すことが出来る。あと、自分を愛することで幸せが生まれてくることも最近になって学んだ。シャワーの後にスクラブをしたり、ヘルシーで美味しいものを口にしたり、小さいことだけど日常生活の中にワクワクすることを取り入れることも大切。
これからの目標ややりたいことはある?
今は仕事の関係で朝か夕方しか海に入れないから、好きな時に好きなだけサーフィンが出来る生活がしたい。でもそれ以外は愛する家族、友達がいて訪れる誰もが好きになるこの町でストレスフリーな生活が出来ている。今の私の人生がとても好きだわ。

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