HONEY#34が本日発売! いち早く特集内容をご紹介

わたしらしいパーマカルチャーとは?

私たちの知らないところであらゆる生命が、いつも無条件に豊かさを巡らせ続ける地球は、もともと愛と調和に満ち溢れた星。動植物のふるまいは、確かにそれが真実だよと優しく語りかけてくれる。

いつからか人は、たとえばそこにある観葉植物もお洒落なインテリアとして向き合うことはあっても、彼らがどんな想いでどんな理でその葉を広げ、周りの仲間たちとどんな奇跡を交わし合っているか、その囁きに耳を澄ますこともなくなり、地球には破壊と不調和の波が虚しく広がってしまった。大いなる自然が紡ぎ繋いできた愛と豊かさのエッセンスを、地球に、日常に、心に取り戻すためのパーマカルチャーという暮らし方。本当はここがどれほど愛ある星かを知る旅が始まっていく。

今号では様々な豊かさに目を向けて、パーマカルチャーを“わたしらしく”取り入れられるようなアイデアや、理想のライフスタイル、冬に向けての美容や自然と過ごすキャンプスタイルなどをご紹介。


「人と地球に優しい、快適な暮らし」
地球や環境に負荷をかけずに暮らしたい。そうした意識を持った海外のサーファーたちの素敵なライフスタイルから見えてくるのは、環境に配慮し自らもヘルシーでい続ける理想の生き方。そこには参考になりそうなちょっとしたヒントがたくさん。

「World Beachside House」
波があれば幸せ。シンプルでサーファーらしい生き方が息づく家。海から夕陽が差し込む大きな窓、飾らずゆったりとした空間はバリ島の空気感とスローリビングを体現している。

「Design your ideal home」
大切な人と食卓を囲んだり、一人でのんびりしたり、作業に没頭したりとさまざまな時間を過ごす家。パーソナルな空間だからこそ、自分の感性に合うもの、癒されるものを自由に詰め込もう。各部屋のポイントを参考に、空間をブラッシュアップ。

「理想のビーチハウスの作り方」
サーフボードをそこらに転がして、いつまでも水着のままでいたくなる家。窓にひろがる空、吹きぬける風に誘われて、いつも海を想う家。ハワイやカリフォルニアでのSurf Daysが日常になる、そんなビーチハウスの作り方を日本のサーファーズハウス建築の第一人者・一級建築士の岩切剣一郎さんにお聞きしました。

「地球にLove&Peaceを、パーマカルチャー」
これまでの暮らしでも自分なりに地球を思いやってきたつもりだけれど、パーマカルチャーの世界に触れたとたん、自然との向き合い方がまるっきりと言えるほどに一変した。目に映る景色とその解像度、生き物たちの印象、当然そうだろうと思い込んできた常識や解釈……それらはことごとくリセットされて、地球を豊かに巡らせるたおやかな流れにドボンと飛び込み、自然とは、人間とは、人が在るべき姿とは、をゼロから学び直すような感覚を味わおう。

「Urban Permaculture」
地球が誇れる自然の摂理は、決して海や川、山々にだけ働いているわけじゃない。都会の真ん中でも生態系はたしかに巡り、デザイン次第で自然も暮らしもより豊かに。そんな都市型アーバンパーマカルチャーも世界に広がり、地球の一隅を照らし続けている。

「パーマカルチャーに学ぶ地球を豊かにするマインドセット」
地球の美しさや豊かさにまっすぐ感謝し感動できる心を取り戻す──。そんなパーマカルチャーライフはお気に入りのガーデンを豊かにするだけでなく、心の中にも幸せの種を蒔き、人生を彩る「内なる風景」もデザインすること。自然と人、社会や環境問題、自分との向き合い方を、ソーヤー海さんが教えてくれた。

「Connect to the Earth
 地球とつながる農のある暮らし」

緑が育ち、実となり喜びを感じる。収穫したものを頂き、自然の恵みに感謝する。幸せが循環する“農のある暮らし”を実践する、佐田 真由美さん、池内 博之さん、高橋メアリージュンさんの3 人に密着。

「バルコニーから繋がる未来」
パーマカルチャーに触れられる4つのことを、マイバルコニーでトライしてみよう。植物や魚とともに地球を想う優しさはサイクル(循環)して、いつか自分へと巡る。本当の意味での心の豊かさを、私たちに教えてくれるだろう。

「Getaway in Thailand
きっと訪れたくなる、タイサーフトリップ」

今年の春に、思い切ってタイにベースを作ったプロサーファー間屋口香。世界中を旅して回った経験のある彼女が、当面のデスティネーションとしてタイを選んだ理由とは。プーケットのサーフスポットとしての魅力を再解釈しながら、スタイルサーファーが育つアップカミングなビーチ、カオラックへも訪れる。可能性の泉がこんこんと湧き出る、タイの“今”を見てきた。

「love nature & be loved by nature
エシカルマインドで過ごすキャンプ」

大地の上にテントを張り、太陽や風、月や星に愛されながら、野生の生き物たちと共存するキャンプ。そこで感じるのは、地球で生きる喜び。美しい自然の中で過ごすのだから、環境に配慮したものを使いたい。

「Golf & Camping Day」
頬を撫でる心地のいい風を感じながら、大自然で過ごす時間は日々の喧騒から解き放たれたご褒美のようなひと時。朝は緑豊かなゴルフ場でプレイをして、夜はキャンプでお泊まり。そんな非日常を味わえる休日を過ごしたい。

「Casual Golf Wear」
どんな瞬間も私らしくありたい。ゴルフだからとフォーマルさに囚われすぎず、いつもの心地よさをコーデに取り入れていこう。ワンマイルでも着こなせるようなゴルフウエアが魅力的。

「ココロとカラダを温める9 つのこと」
体を温めることは血流を改善し、健康と美容につながる最強の方法。そう教えてくれるのは医師の石原新菜先生。彼女の教えを基に、体にやさしく心地の良い温かさを実現する9 つの方法を伝授します。

「魔法のサーフビーチ
メキシコ・プエルトエスコンディードへ」

朝は絞りたてのジュースを飲み、サーフィンしたら散歩をし、町で人気のヘルシータコスを食べながらおしゃべりに興じた後、買い物をするかビーチでリラックスするかは気分次第。水平線に沈んでいく真っ赤な夕陽を眺めるための特別席は誰にでも用意されている。辺りが暗くなればビーチ沿いにぽつぽつと灯りがともり、バーでラテンの音楽に身体をゆらしながら1日を締めくくる。世界には楽園と呼ばれる場所が存在するけれど、きっとここがそのうちのひとつ。

「写真家Thomas Lodinが魅了された2人のシスター」
パンデミック後のカリフォルニアを旅したトーマ・ロダン曰く「今、ログの世界は女性が面白い!」。フランスを代表するサーフィンフォトグラファーが捉えた2 人のロングボーダーを、彼が自ら行ったインタビューと共に紹介する。

「HONEY SURF SESSION
supported byソラシドエア」

静岡県牧之原市の人工サーフィン施設“静波サーフスタジアムPerfectSwell®”で開催されたサーフセッション。ハイシーズンは予約が困難な人気の施設を、HONEY メンバーだけで貸し切りに。新しい仲間たちと過ごす時間は、サーフィンへの愛をさらに深めるものになった。

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