オアフ島のPolu GalleryでSusanna Cromwellの個展がスタート

大胆に描かれる自然の造形美。日本からの購入も可能! 

ハワイのオアフ島にあるギャラリーPolu Galleryで、スザンナ・クロムウェルの個展を11月18日(現地時間)まで開催中。

スザンナはHONEY vol.21「ハワイの自然が生んだアート Roots of Creativity」でも紹介したアーティスト。マサチューセッツ州出身で、アフリカのカーボベルデ島からの移民というルーツも持つ彼女は、結婚してハワイへ移住し、今はマウイ島で子育てをしながらアート活動に励んでいる。

スザンナのアートには、インドや日本の伝統的な木版印刷からインスピレーションを得た、ゴムと木製のスタンプが使われている。彫刻刀を使用し、リノリウムの表面をダイナミックかつ繊細に彫り、何版も色を重ねて作る作品だ。

テーマに“アロハプリント”と“ヴィンテージハワイアン”を掲げた、型にはまらない作風。スタンプアートも、ハワイの自然を題材にした作品もそう珍しくはないけれど、彼女のアートがどこか独特なのは、モノトーンやシックなカラーが多用されているからだ。ハワイ=カラフルという私たちの常識を破る、大胆に描かれる自然の造形美を堪能しよう。

Polu Galleryは、Green Room Waikikiの共同設立者であり、東京・大阪のHeather Brown Galleryの設立者である吉村潤氏により2016年に設立。現代ハワイのサーフカルチャーの多様性と、それが世界に及ぼす大きな影響を考え、サーフカルチャーに向き合い、地元ハワイと世界中のアーティストに光を当てている。

日本人のオーナーが運営しているため日本語でのやりとりもOKで、日本にも発送可能なのでチェックしてみて。

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