
土に触れること、植物を育てることで植物や大地から元気をいただこう。何かを地に植えることは、運気が高まるとも言われいる。プラントベースの食事は身体をデトックスしてくれ、種を作り植える持続可能な行動は、地球に緑を増やし、サステイナブルな行いに繋がる。ビーチラバーの小さな農園。それは、植物とともにある癒しと恵ある時間を過ごして、地球とともに生きる実感を与えてくれる。海を、自然を、植物を、地球を愛せる自分を愛して、毎日をよりHappyに生きよう。
FARMER
農家
植物好きにとって憧れの農家。5反(約5.000㎡)の農園を運営するサーファーでミュージシャンの衣川さん夫妻は、海街の茅ヶ崎でその夢を叶える。「ヴィーガンになってから自分達の食べる物を自分達で作りたくなりました」。新規就農を取得し、肥料や薬を使わずに土中の微生物で畑を育てる不耕起栽培を完遂。「自然や生き物への感謝の気持ちがさらに強くなりました」。そのリップル(波紋)は、作った野菜を通じ、食べる人の心と身体へと広がり続けている。そしてサステイナブルの本質とは、自然に触れ、地球を愛し、それを未来へ伝えゆくことだと教わった。
今年から米作りにも挑戦
農園主催のSalad Partyは毎回大盛況 ©Hiroshi Makino
ニンジンと葉、黄ズッキーニ、京むらさき、カブをニンニクで炒め、昆布出汁で煮込んだカラフルヴィーガンスープ
フルーツのような甘味のニンジンは苦手な人も虜に
大量の落ち葉を踏み込む温床から採れた腐葉土。米糠で発酵させた自家製の床土での苗作りはすべて手作業。心地良い疲労感と爽快感がアフターサーフィンと似ている