サステイナブルってなにから始めればいいの? ヒントが詰まった4冊をピックアップ

HONEY本誌でもサステイナブル特集をしていますが、編集部も専門家の方たちからお話をお聞きしたり、ネットや書籍からリサーチします。
今月の「きゅんです♡編集部のお気に入り(編集長編)を紹介」は、編集長が特集を考えるときに出会ったお気に入りの本を紹介。
「特集を考えるとき、トレンドやマーケットを理解するためによく書籍を買います。企画タイトルの“きゅん”という感情とはちょっと違いますが、最近胸を“ぐっ”とつかまれた4冊です」(編集長)

サステイナブル、よく聞くけれど、そもそもサステイナブルってなに? 具体的になにから始めたらいいかわかない…という方も多いのではないでしょうか?  そんな疑問の解決のヒントも得られる4冊です。


ゼロウェイスト・ホーム
帯に“家族4人、1年間のごみはたったこれだけ!”というキャッチと共に片手で収まる瓶の写真が掲載。内容は、持続可能な社会を目指すための究極のエコライフが紹介されています。すべてを真似することは不可能ですが、出来ることは実践しようと背中を押されました。

海岸線の歴史
古い本ですが、いまだに読み直している愛読書。海岸線の歴史に着目し、日本人と海岸線の付き合い方がどう変わったか記している。因みに、日本の国土面積は世界で62位ですが、海岸線の長さは6位。日本人は海岸線を通して、アイデンティティを形成したことが分かる。

はじめてのエシカル
最新号のHONEY(Vol.30)の巻頭特集「エシカル・マインド」の監修をしてもらった、末吉里花さんの著書。エシカルとは?という言葉の定義から、生活への取り入れ方まで分かりやすく解説。読み終えた後、不思議とワクワクします。巻末にエシカルブランド・リストもあり、選択の参考にも。

脱プラスチックへの挑戦
このままいくと、2050年に魚の数を超えると言われている海洋プラスチックゴミ。経済と環境のバランスについて「いま対策を講じないと、地球はティッピングポイントを超えて元に戻せない」と警告。プラスティック問題にとどまらず、気候変動にも言及。脱炭素、循環型社会への移行が急務と考えさせられた。

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