
今年の夏、ヨーロッパに1ヶ月ちょっと滞在した時、以前住んでいたバルセロナから飛行機で1時間くらいのメノルカ島へ行ってきた。メノルカはバレアレス諸島に位置する小さな島。
ちょうどバカンスシーズンが終わるタイミングで、普段よりも人は少なめだった。
来る日も来る日も違う海にドライブしては潜って、写真を撮っての繰り返し。行ったことのない海を探検するのはとっても楽しかった。
旅の醍醐味はいつも行ったところのない場所で思いもよらぬ新しい発見をすること。
砂浜はあまりなく、岩場の下に白い砂、透き通った真っ青な海が広がっている。
この写真はメノルカ島の南側。別荘が多いこの辺りは岩場で砂浜がないし、人も少なめ。
スペインの海はトップレスの人もたくさんいるけれど、それが当たり前なのでジロジロ見られることもなく、それぞれが思い思いの時間を過ごしている。私のように1人で海にきて読書をしたり、昼寝をしている人もいれば、友達や家族でシュノーケルをしに来る人、恋人とサンセットを見に来る人。海での過ごし方は人それぞれ。
そんな自由な時間が流れている。
海に潜れば白いキクラゲのようなお花畑が広がり、魚たちがのびのびと泳いでいて、陸とは全く違う世界が存在している。
なるべく力を抜いて水の流れに身を任せる。魚を驚かせないようにゆっくりと泳ぐ。
この広い海の一部になったように泳ぐ。海の中の音にも耳を傾けて。
サーフィンをしている時もそうだけど、この海に包まれるという感覚がとても気持ちが良い。
しばらく泳いでいると自分と海水の境界線がどんどんわからなくなって、まるで自分も海の一部分になった気がする。この感覚はしばらく感じていない。日本に帰ってきてから忙しい毎日に追われている。
もう12月も半分が過ぎた。来週末は奄美大島へ行くことが決まっている。
今回で3年ぶり2回目の奄美大島。
海の中でどんな出合いがあるかとても楽しみ。ここ数ヶ月たくさん働いた自分へのご褒美。天気と波に恵まれるといいな!