
心豊かに過ごすためのヒントになりそうな一冊を、毎週末HONEY編集部が紹介。
週末のおうち時間に、ぜひ手にとってみて。
今週紹介するのは、アーユルヴェーダセラピストのアカリ・リッピーさんが書く「アーユルヴェーダが教える せかいいち心地よい こころとからだの磨き方」。
「アーユルヴェーダには興味あるけど、実際何をしたら……?」という人におすすめの一冊。
ありのままの自分を受け入れて
アーユルヴェーダというと、なんだかハードルが高そうに聞こえるけれど、朝に飲む白湯や換気、太陽礼拝、オイルマッサージなど、この本に書かれているのは明日からでも始められそうなものばかり。
無理して取り入れるのではなく、自分の心地よいと思うことをコツコツと毎日続けていくことで、身体にも変化が現れてくるんだとか。本を読みながら、まずは自分ができることから試してみるのもいいかも。
生まれつきの体質を生かし、潜在的な魅力を引き出すというのが、アーユルヴェーダ。人それぞれ生まれ持った体質、生活環境、生活習慣が違うからには、自分に適した食べものや美容法も違うはず。さまざまな情報が溢れている今、自分にとって本当に良いもの、を考えるきっかけをくれる。
アーユルヴェーダの基本は、ありのままを自分を受け入れ、まずは自分自身を知るところから。巻末に付いている体質診断シートを見ながら、自分の体質チェックから始めてみよう。
忙しい日々を過ごしている人も、1日のなかで少しだけ、自分のために自分のことを愛おしむ時間をつくってみて。それが、きっと自分らしく生きることにつながるはず。