自然に寄り添った食事で心地よい毎日を。ORGANIC FOOD STORY #2 TOKYO MAPLE BUTTER

メイドインジャパンでさらにやさしく、あたらしく

未来をつくる毎日の食事は、身体や心を健やかにしてくれるだけでなく、地球にもやさしいもの選びたい。そこで、HONEY編集部が、今気になるオーガニックフードの裏側にまで迫る連載をスタート。生産者さんたちの商品へのこだわり、想いまでをお届け。それぞれのフードに秘められたストーリーを知って、日々の暮らしをもっと豊かなものに。

「You are what your eat(食はあなたの身体と心の健康そのもの)」。大地に寄り添ったオーガニックフードを毎日に取り入れて。

第2回は、100%オーガニックにこだわった「TOKYO MAPLE BUTTER」をピックアップ。


サンドイッチ専門店が生み出した日本人好みのメープルバター

東京・渋谷でハンバーガーとサンドイッチの専門店「Hamburger&Sandwich base」を13年間手がけてきた菅原さん。
つなぎや化学調味料を一切使用しない「無添加100%ビーフパティ」、契約農家さんから仕入れる「オーガニック野菜」、9種の野菜根菜が採れる「自家製ベジタルタルソース」を使用して、毎日ひとつひとつ丁寧に手作りする「カラダにやさしい。ちゃんとおいしい。」ハンバーガーとサンドイッチが自慢のお店になっている。

そんなHamburger&Sandwich baseもコロナ禍のなか、社員やその家族の健康を考え、2020年には2ヶ月間休業することに。そんなときに、悲観的になるのではなく、ワクワクすることをしたい、世のなかの人から支持され続けることをしたいという想いから、カナダ名物のメープルバターを日本人好みに進化させることを思いついたのだとか。


TOKYO MAPLE BUTTER

「メープルシロップが大好きな娘のためにカナダから輸入したのですが、びっくりするくらい甘くて。甘さもちゃんとあるのに罪悪感がなく、身体に良いから続けたいと思える、そんなパンに塗るスプレッドがあったら新しい食文化が生まれないかな、と思ったんです」と語ってくれた。

ただ、製造過程においては様々な苦労があったそう。
「日本人好みのやさしい甘さを表現するためにあらゆる食材を試してみたり、本場を越えたメープル感を出すために温度調整を繰り返してみたり。まるで化学の実験のようでした(笑)。営業自粛した店舗で何度も何度も失敗を繰り返しながら生まれたのが、TOKYO MAPLE BUTTERです」。

100%オーガニックであることへのこだわり

そんななかでも、やはりこだわったのは、100%オーガニックであること。
「おうち時間を楽しめるように、『カラダにやさしい。ちゃんとおいしい。』をコンセプトに、安心・安全なオーガニックを食材を求めて奔走しました。素材の味がダイレクトに感じる商品だからこそ、正直でやさしいモノを選びたいと思って。メープル好きの自分の娘に安心してたくさん食べてもらいたい、そんな思いから、全ての食材を100%オーガニックにしたんです。添加物・化学調味料、保存料も一切使用していませんし、乳製品などの動物性由来のものや、白砂糖や蜂蜜も一切含まれていませんから、ヴィーガンの方も安心してお召し上がりいただけます」。

公式Webサイトには、見ているだけで楽しくなるレシピの紹介も。
「どうやって食べるのがおいしいの?と聞かれることも多くて。『あの人のメープルバター』というタイトルで、楽しみ方レシピをwebで公開しています。パンに塗るのはもちろん、ヨーグルトに入れたり、クラッカーにブルーチーズと合わせたり、さらにはお料理に使ったり。instagramではみなさんの投稿から、楽しみ方をたくさん教えていただいています」。
実際に購入者からも、「乳製品を使用していないのに、濃厚でびっくり」という声も届いているのだとか。食卓をおしゃれに見せてくれそうなスタイリッシュなデザインで、自分用にはもちろん、オーガニックやヴィーガンを意識する友達へのプレゼントにしても喜ばれそう。

さらに、TOKYO MAPLE BUTTERは2015年から岩手県陸前高田市・大船渡市で始まった「レッドカーペットプロジェクト」にも参加している。「レッドカーペットプロジェクト」とは、市花である椿の苗木を東日本大震災によって被災した未活用地に植樹する活動。震災から、もうすぐ10年。2月12日から3月11までの1ヶ月間、TOKYO MAPLE BUTTERの売上の一部が「レッドカーペットプロジェクト」に寄付される。

この機会に、ぜひTOKYO MAPLE BUTTERを手にとってみて。

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