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逗子|海まで歩いて3分の「自然と共生する家」に東京から引っ越した家族の暮らし

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世界のBEACH HOUSEを連載で紹介していく企画の4軒目は、日本・逗子から。季節や時間ごとに変わる光や色や温度。そんな自然の移ろいを家にいながら味わえるのは、緑の中に佇む家だからこその贅沢。住む人のセンスや個性が、さらなる居心地の良さを生み出していた。

from ZUSHI
Miyasaka Family
< office worker >


コンセプトは自然と共生する家


庭や山の緑を眺めながら大きなソファでくつろげるリビング。飾られたアートやレコード、クッションなどが楽しいムードをプラスしている。テーブルとTVボードは佳克さん作

海まで歩いて3分の、小さな山のふもと。緑に囲まれた木板張りの一軒家で暮らすのは、宮坂佳克さん・美和さん夫妻と二人の子供たち。以前は東京で暮らしていたが、子育てにいい環境を求め、佳克さんの地元にも近い逗子でこの土地に出合った。旗竿型で少し変わった地形を生かそうと、家の南北に庭を設け、それをトンネル状のピロティでつなぐ設計に。元々の土地の趣を残すため、周囲の木々や、古い擁壁や井戸もそのままにしている。

庭に敷かれた枕木の道を進み、玄関から2階に上がると広がるのは開放的なLDK。「めざしたのは、自然と共生するような家。窓を多くつくり、リビングの両サイドにはバルコニーを。どこにいても外が見え、屋外とのつながりがオープンなので、いつも光や風を感じながら過ごせます。また、外壁の木や、無垢の床材、キッチンのレンガなど素材選びも“自然”を意識しました」。

2階は中央のリビングをはさんで、DKとプレイルームを配したT字形の大空間。人が集まれる空間でもあり、別々に過ごすときも家族の気配が伝わる間取りになっている。

–{家族みんなの作品がそこかしこに}–

細部に目を移すと、空間を彩るのはユニークで味わい深い家具や小物たち。ものづくり好きなファミリーで、家族みんなの作品がそこかしこに飾られている。佳克さんが作った家具、美和さんが作った手芸品、子供たちが学校で作ってきたオブジェ……。創作の楽しみや喜びが伝わってくるアイテムたちが、空間にあたたかみを与えている。


壁一面の本棚、天井から吊るしたハンモック、棚の一角にはPCスペース。読書をしたり、作業をしたり、自由に過ごせるプレイルーム


棚の上のさりげないディスプレイにも自然が感じられる。かごは美和さん、きのこのオブジェは長女が作ったもの。ガラスの器には友人にもらった植物の種を飾って


湿気が多い土地柄も考慮し、住空間はすべて2階にまとめ、1階には夫婦それぞれのアトリエを

–{DIY好きの佳克さんの、たくさんの工具が揃うアトリエ}–

手芸が大好きだという美和さんが「ここにいる時間がいちばん幸せ」と話すアトリエ。パンチングボードに棚板をつけ、材料や本を並べている


たくさん窓を設けた明るいダイニングキッチン。右側の壁は、新築時は白だったが、自分たちで好みの色にペイントした。キッチン道具や雑貨類は美和さんセレクト。「古道具など味のあるものが好き。ほぼオープン収納なので、家全体の雰囲気に合うように色のトーンなどを揃えるようにしています」


本格的な家具まで作ってしまうDIY好きの佳克さんの、たくさんの工具が揃うアトリエ。趣味の自転車も天井に吊るして収納している