
心豊かに過ごすためのヒントになりそうな一冊を、毎週末HONEY編集部が紹介。
週末のおうち時間に、ぜひ手にとってみて。
今週紹介するのは、著者・石井ゆかりさんの『月で読む あしたの星占い』。やさしい表現で、毎日の星占いのやり方を教えてくれる一冊。
星占いから見えてくる、新しい世界
占いに興味があっても、自分で占えるようになりたいと思ったことがある人は少ないのでは?
星を読むなんて難しそう……。そんなことを思っている人にこそ手にとってほしい一冊。
この本に書かれているのは、誰でも簡単に取り入れられる星読み。「12種類の毎日」を自分で占ってスケジュールに書き込むと、「今日はどんな日だろう」「明日はどんな感じかな」ということがわかるようになって、自然と毎日がワクワクしてくるはず。
なかでも印象に残るのは、「自分のせいでも、人のせいでもない」という言葉。ついつい生活のなかで、失敗したり、災難にあったりしたときには、誰かのせいにしがち。でも、「だれのせいか」という観念を外すだけで、自由に物ごとが捉えられるように。そう考えると、ちょっとだけ生きやすくなるはず。
占いに依存するのではなく、占いをちょっとした手がかりとして使ってみよう。それによって生活に新しい広がりと、ふくらみが出てくることも。占いによって視野を狭めるのではなく、占いから見えてくることを暮らしに上手に取り入れてみて。
月で読む あしたの星占い / すみれ書房
石井 ゆかり(著)