大人におくる、夏休みの宿題「心のもやもやを解消しよう!」vol.3もやもやする気持ちを整理整頓しよう

HONEYから大人のための夏の宿題。自分自身に向き合い、心の「もやもや」を解消しましょう! ラストは 「もやもやする気持ちを整理整頓しよう」がテーマ。もやもやしているときは、パーソナルスペースの中にやりたいこと、やる必要があることがこんがらがってしまっていて、混乱しがちに。その散らかったタスクを、イメージワークでお片付けすれば、苦しい気持ちも解消されて、心にも余裕がうまれるはず。 身体と心のセルフケアを発信しているダイエット美容家・本島彩帆里さんにお片付けのコツをお聞きしました。

パーソナルスペースをイメ―ジワークでお片付け

「私は昔から仕事や家事、育児といった、やらなくてはならないタスクをパーソナルスペース※に置く癖がありました。パーソナルスペースがタスクで散らかると、余裕がなくなり、余計タスクが進まず、苦しい気持ちに。一人で脳内パニックを起こしてしまうことがよくありました。そんな時、私が通っている心理カウンセラーの池内秀行先生と一緒に試してみて、今も役立っている「もやもやする気持ちの整理整頓」のワークを紹介します。

目を瞑り、自分のパーソナルスペースを確認します。
どんなものが散らかっているかな? タスクがどこまで侵食しているかな? とスペースの中に散らかっているものをひとつずつ確認し、棚の中にしまっていきます。スペースの中がスッキリしていくと、頭も気持ちも整理されます。

思考の整理方法でぜひやってほしいのが、自分で考えたり、人に伝えたりするときの言葉の使い方を変えてみること。「仕事どうしよう」「〇〇さんどうしよう」という漠然とした表現をやめて、「仕事の〇〇をどうしよう?」「〇〇さんの△△の部分とどう付き合っていこう?」と具体的に言葉にしていくこと。またそういう言葉の使い方でもやもやを相談すると、話すだけでスッキリすることも。言いまわしを変えると漠然としていたことの対処や調整がしやすくなります」

※パーソナルスペース…目に見えない個人の視界エリア。その中に他者が同意なく入ると、不快に感じる心的スペース。不快に感じる距離感はそのときの自身のコンディションや対象との関係性によって変化するので人それぞれ変わる

ひとつずつ項目をパーソナルスペースから出して、棚に並べるように整理してみて。最初は頭の中で考えてもなかなか整理は難しいから、紙やスマホのメモ機能に書き出してみるとイメージワークがしやすい。ぜひ、やるべきことが溜まった忙しいときこそ、ひと呼吸して、こちらのイメージワークを実践してみて。

過去の宿題はこちらから
vol.1自分のご機嫌カレンダーをつけてみよう
vol.2 心のもやもやを解消しよう

SHARE