
LET’S DO IT FROM TODAY!
「キッチンから見直す食の在り方」など食品ロスを見直すきっかけはさまざま。私たちの未来や食のあり方に目を背けず、少しずつクリアにしていくためにも、まずは家庭からアクションを起こしてみよう。日常からできること、毎日の選択に心がけておきたい5つのステップをご紹介。

Step 01 「心のストッパーで無駄買いを防止」
無いと困るからストックする癖はありませんか? 家のストックを見直さず、あるのに買ってしまう。知らぬ間に賞味期限が切れた……と悪循環。それは心のストッパーが緩んでいるかもしれません。備蓄するなら常温で長期保存できるものを。日持ちしない食品は無くなったら買うを心がけて。出番の少ない調味料は違う料理にも活用、代用を考えるのも今日からできること。
Step 02「買い物は生産者を支える投票」
お金を払って買う食品=生産者を支えているということを思い出そう。安いから買うのではなく、身体にいいから、環境に配慮されているからという価値基準がみんなをハッピーにしてくれます。また、地産地消や個人商店で買う、計り売りの店で買うなども効果的。大型スーパーの利便性はなくても、美味しいものにも巡り会えるが楽しみになるから。

Step 03「レスミートを心がける」
牛肉1キロを生産するために必要な穀物は11キロ、その穀物を育てるために水を2万リットルも消費します。この穀物や安全な水があれば、多くの人が飢餓から救われることでしょう。だからといって急にヴィーガンには切り替えられないなら、レスミートな食生活にしてみるのはどうでしょう。肉と魚を交互に食べる、一日は植物性食品ベースにするなど食卓から世界へ働きかけてみませんか。
Step 04「日本のごみ焼却率を知る」
日本でごみは焼却処分にされていますよね。実は世界のごみ焼却率、日本が第一位という事実を知っていますか? リサイクル率はわずか20%程で、残りはごみとして焼却処分され、二酸化炭素を排出しています。では埋め立てればいいじゃないと思うかも。そうすると二酸化炭素の25倍以上の温室効果があるメタンガスが発生。一番いいのはごみを出さないこと、リサイクルすること。捨てる前に活用方法がないかもう一度考えてみよう。
Step 05「捨てる前にフードバンクへ」
余っている食材があれば、ぜひフードバンクやフードドライブへ持っていってみてください。食べられるのに不要な家庭食品をフードバンクに預けることで食料を必要としている福祉施設やこども食堂、困っている人へシェアすることができます。捨てるときの「ごめんなさい」を誰かの「ありがとう」へ。
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