
ディズニーが手がける動画ストリーミングサービスDisney+。日本に焦点を当てた新作のオリジナル・ドキュメンタリーシリーズ『Chasing Waves(チェイシング・ウェーブス)』(邦題『ニッポン・サーフ・カルチャー』)全8話が、2022年1月11日(水)より放送されることが発表された。
HONEYは監督のジェイソン・バッファに独占インタビューを実施! その貴重な記事は近日WEBで公開しますので、ここでは全8話の概要とトレーラー映像を紹介します。
2023年絶対見るべきサーフドキュメンタリー
『Chasing Waves』に登場するキャストは、オーストラリアと日本にルーツを持つCTサーファーのコナー・オレアリー、東京オリンピックで銀メダルに輝いた五十嵐カノア、同じくオリンピック代表の前田マヒナや大原洋人、プロサーファーの松田詩野や佐藤魁など一線で活躍するプロをはじめ、フリーサーファーとして自由なサーフィンライフを謳歌する高貫佑麻や眞木勇人、写真家の横山泰介、レジェンドサーファー添田博道など。その他多くのサーファーとサーフカルチャーにまつわる日本人が出演している。
北は北海道から南は沖縄まで、日本のサーフシーンがここまでフォーカスされるのは世界でも初のこと。さらにそれがDisney+のオリジナルシリーズだというから、かなりのビッグニュースだ。
エグゼクティブ・プロデューサー兼共同ディレクターのクリストファー・G・コーウェンは作品についてこう話す。
サーフィンは単なるスポーツではなく、文化であり、生き方です。まさに国境を越えたコミュニティと言えるでしょう。この世界のアスリートたちにレンズを向けることで、サーフカルチャーがいかに普遍的でグローバルなものであるかを体感することができるのです。
監督を務めたのはジェイソン・バッファ。『Singlefin:Yellow』、『One California Day』、『Bella Vita』など数々の人気サーフフィルムを手がけた人物。

このドキュメンタリーシリーズを構成する8つのエピソードはこちら。
エピソード1:Chasing The Dream
東京オリンピックでのサーフィンのデビューをきっかけに、世界のサーフカルチャーにおける日本の地位を決定づけた人々や場所にスポットライトを当てる。

エピソード2:Weight of a Nation
東京オリンピックに向け、チームジャパンの選手たちにのしかかるプレッシャー。前田マヒナと五十嵐カノアは、自分たちの多文化なアイデンティティについて考える。

エピソード3:Rising Tide
サーフィンのオリンピック・デビューをきっかけに、サーファーには2つのタイプがあることを知る。「競技」を突き詰めるサーファーと「自由」なサーファー。

エピソード4:Legacy
興梠サラとコナー・オレアリーが日本のルーツと出会い、家族の絆を探る。

エピソード5:Power of the Ocean
前田マヒナがビッグウェーブ・サーフィンを学び、高貫佑麻が海を探索することで海の力が明らかに。さらに、高貫は東北大震災と津波が福島のサーフコミュニティに与えた影響を探る。

エピソード6:Ebb and Flow
サーファーたちは喪失感と挫折に直面し、競技サーフィンの追求に疑問を抱く。

エピソード7:Undercurrents
コナー・オレアリーはフランスで行われたWSLチャレンジャー・シリーズでオリンピック銀メダリストのカノアと対戦し、CTに復帰するために戦い続ける。

エピソード8:Sea of Change
サーフィンがオリンピックの正式種目となり、アスリートたちは未来を見据える。前田マヒナと興梠サラが日本に帰国し、アメリカ育ちの彼らが知らなかった文化を学ぶ。

サーフィンの魅力と日本人の心、伝統文化の素晴らしさ、アスリートの奮闘がクロスオーバーする濃密なストーリー。海外視点から日本のサーフシーンを感じられるのも見どころのひとつだ。
サーファーもそうでない人も楽しめるドキュメンタリーシリーズ。ぜひこの冬チェックして!
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