2023年明けましておめでとうございます

3年目のコロナ禍に入った2022年。

規制が緩和されたとはいえ完全に解放されることなく、本格的なwithコロナ時代に入ったように感じます。また、ウクライナ戦争や円安による物価高騰、止まらない温暖化や異常気象など、一昨年以上に翻弄された一年となりました。

個人的にはサーフボードの値上がりに衝撃を受けています。過去にも何度か経験していますが、ここまでの上がり方は初めて。材料、輸送コスト、人件費、円安の影響をモロに受け、価格は高止まり状態に。人気ブランドは値上がりだけでなく、入手するのも困難な状態になっています。今まで以上にボードを大切に扱うのはもちろん、これからは自分で削ろうかと本気で考えています。

さて、昨年のHONEYを振り返ると、5月と10月に本誌を発刊しました。「EARTH AWESOME」、「地球にLOVE & PEACEを」と2号に渡って壮大なテーマで作り、5月発売号では代官山蔦屋書店で発刊記念パーティも開催しました。

また9月には静波のウェイブプール「サーフスタジアム」を貸し切り、女性だけのサーフセッションを実施。写真や映像で見たことはあっても女性が予約するには少々ハードルが高く、HONEYが貸し切っての開催。海とは違った環境のため慣れるまで少し時間はかかりましたが、反復練習ができるウェイブプールはスキルアップにもってこい。しかも全員のライディングをビデオ撮影し、JPSAのジャッジがクリニックするという夢のような時間を過ごしました。今年の3月には宮崎で「SURF & RETREAT TOUR」を行いますので、興味がある方は早めにご応募ください。

「HONEYのオリジナルアイテムが欲しい」という声にお応えして、ECサイトも2年ぶりに復活。なかでもオススメはサーフボード。湘南・茅ヶ崎のSirakaba Surf & Woodcraftとコラボして、女性のためのミッドレングス“The Honey”を開発しました。とにかくテイクオフが早くてターンが気持ちいいボード。長さや厚みはシェイパーと相談しながら、あなただけの1本を作ります。

そして昨年のHONEY最大のトピックスは「HONEY HOUSE PROJECT」のローンチです。その名の通り、HONEYが家をプロデュースする企画で、「美しい海と自然を次世代に受け継ぐための家」をコンセプトに、Ocean Friendly、Natural Energy、HONEY’s Designをテーマにプロデュースしていきます。3月末までデザイン料が無料になるモニターキャンペーンも行っていますので、近いうちに家を建てたいと考えている方はぜひチェックしてください。

今年の本誌の発刊日はまだ決まっていませんが(決まり次第発表します)、WEB・SNSで世界のビーチカルチャーからサスティナブルな情報まで毎日発信していきます! 気になる情報ややってほしい企画などがあればどしどしコメントください。

元旦の湘南は凛とした空気に包まれ、美しい初日の出を見ることができました。2023年がみなさまにとって笑顔に満ち溢れた年となりますことを、編集部一同心よりお祈り申し上げます。

本年もHONEYを宜しくお願いします。

2023年1月1日 HONEY編集部一同


写真は昨年の6月に取材で訪れたタイ・プーケット。空港から北に約1時間半走ったカオラックのメモリーズビーチ。2004年のスマトラ沖地震で壊滅的な被害を受けたエリアだが、ローカルたちの懸命な復興により新しいサーフコミュニティが誕生していた。詳しくはHONEY Vol.34まで。©️Kuniyuki Takanami

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