
インドネシア、スマトラ島の西沖に浮かぶ無数の島々からなるメンタワイ諸島。そこには世界中のサーファーたちが一度は行ってみたいと夢見る、サーフィデスティネーションがある。ハードなイメージが定着しているメンタワイだが、数え切れないほどのファンウェーブが、ひっそりとブレイクしている。
MENTAWAI ISLANDS POINT INFORMATION
夢のメンタワイトリップを成功させるTipsを紹介。プランを考える前に、メンタワイの波の特徴やシーズンをしっかり把握して自分にベストなシーズンを見つけよう。
–{世界屈指のサーフエリアのシーズン別攻略法}–
40近いポイントブレイクが密集する、世界屈指のサーフエリア
ノースメンタワイ・ニャンニャン島
プレイグランドエリア
・アーリーシーズン:1月〜4月
胸〜頭サイズがメインのメローな時期。2月後半から天候、風ともに徐々に穏やかになり、1年で最も気温が上がる。水の透明度が増しカレントも弱いため、スノーケリングなどのアクティビティもオススメ。4月後半になるとスウェルの数が増え、ハイシーズンへ向かう
・ハイシーズン:5月〜9月
アフリカ沖で発生する低気圧のうねりが次々と注ぎ込まれ、クラシックなメンタワイが姿を現す。特に6月、7月は風、うねりの質が高く、世界中のトップサーファーが訪れる。メジャーなポイントのサイズが上がると、普段は割れないノベルティブレイクが姿を見せる
・レイトシーズン:10〜12月
スウェルの数が減少するレイトシーズン。赤道に近いメンタワイは他の(インドネシアの)エリアに比べて雨季・乾期の差がはっきりしないものの、雨の量が増える時期でもある。11月上旬まではハイシーズンの名残を残しつつ、12月に入るとうねりも落ち着きだす
・その他
ボトムはすべてリーフのため、慣れていない人はブーツの着用を。ポイントまでのアクセスは基本ボートになるため、宿泊先にサーフボートの利用料金が含まれているか確認が必要。また、ポイント選びにはサーフガイドの経験や知識が非常に重要なので、予約する時点でガイドについても聞いておこう
・ボトム:コーラルリーフ
・スウェル:サウス、サウスウエスト
・波質:小さくてもパワーがあるポイントブレイク
・ベストシーズン:1月〜4月
–{2017年にオープンしたサーフリゾート}–
ALAIA MENTAWAI
日本人とオーストラリア人カップルが2017にオープンした、ブティックスタイルのサーフリゾート。メンタワイでは珍しい少人数制を取っていて、6名以上で予約をするとリゾート全体を貸し切ることができる。
ニャンニャン島の北側半島にあるアライアメンタワイ。潮風を感じながら波の音をBGMにヨガをしたり、ココナッツパームに囲まれたスイミングプールから夕陽を眺めたり、現代社会からかけ離れた環境でゆったりした時間を過ごすことができる。日本人オーナーが現地リゾートにいるので、予約などの問い合わせ、現地でのコミュニケーションも日本語でOK。英語な苦手な人も安心してトリップの相談ができる。料金はパッケージとなっており、宿泊費以外に食事、飲み物&スナック、サーフ用スピードボート、サーフガイド、インターネットなどすべて込み。メンタワイサーフタックス(税金)やパダンからアライアまでの送迎等の不安なところもすべて代行してくれるので初めてメンタワイを訪れる人も安心して旅ができるようサポートしてくれる。また、オーナーは2人共フォトグラファーなので、希望者にはトリップ中のサーフショットやライフスタイル写真、さらに動画撮影もお願いすることができる。
インド洋を眺めるレストランプールエリア。ここからみる夕日は格別
エアコン完備のバンガローはジャングルにいるとは思えないほど快適。部屋の目の前には海が広がる
ビーチフロントバンガローには大きなバスルームが完備
レストランには多くのリラックスエリアが設けられているので、他のお客さんとコミュニケーションがとれる
サーフィンで疲れた体もしっかり休める快適なベッド
ALAIA MENTAWAI
Peigu, Pulau Nyang Nyang, Siberut Barat Daya, Pulau Mentawai, West Sumatra, Indonesia
公式サイト/インスタグラム
Email:info@alaiamentawai.com